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2009年 02月 04日

清見

清見寺はせいけんじ、と読むのだと友人が教えてくれました。
そのとき、ああ あのセイケンオレンジね、と答えた私に、友人は???でした。
セイケン?

ああ きよみオレンジのことね、と。
清見_d0117481_0484071.jpg

              これはお蜜柑の木ではなくて、こぶしのようでした。

そのとき、きっとそのお蜜柑とこの寺の名は、何か関係があるのではないかと思いました。

この寺の名は、昔このあたりにあった、関所の名前が清見関と言われていたためらしいです。
で、清見オレンジも、この興津のどこかで交配されて出来たお蜜柑なのだそうです。
ああ、やっぱりこのあたりで清見オレンジが採れるんだなあと、セイケンときよみのパズルが頭の中ではまりました。

このお寺には五百羅漢がある、ということで、裏山に行ってみると、

清見_d0117481_0532924.jpg

大勢のお坊さんが、斜面にお座りになっていらっしゃいました。
こんなに等身大の羅漢さんは初めて見ました。
清見_d0117481_0573182.jpg

みなそれぞれに表情があって、きっと寄進されたどなたかのお顔なのだろうな、と思いながら、どうしてみなさんお座りなのかと思いましたが、やはり修行の最中なのでしょうね。


東海道本線がすぐ下を走る清見寺
清見_d0117481_121629.jpg

仏殿は質素でしたが、まわりの雰囲気は落ち着いたいいところです。

by yumiyane | 2009-02-04 01:09 | 旅(travel) | Trackback | Comments(3)
Commented by shinn-lily at 2009-02-04 14:01
羅漢さんって身近な仏様でひとつひとつ楽しいですよね。
Commented by hanamamann at 2009-02-04 22:59
清見オレンジは美味しいです。
日本人は研究心旺盛だから、色んなものが広がっていきますね。
新しい物を作るという事は大変な時間も労力もかかるわけで、苦労が報われたと喜ぶ人がいるのだから、感謝して食べないとね。
Commented by yumiyane at 2009-02-05 00:51
:shinn-lilyさん、
この五百羅漢は、作者不詳だそうです。こんなにたくさん、結構大きなお坊さんたちなのに、作った人がわからないとはどういうことなんでしょうね。何か訳がありそうですね。

:hanamamannさん、
きよみオレンジというそうですね、私はずーっとセイケンだと思っていました。
東名を走っているとき、どこかにSeiken というふりがながふってある道しるべを見たせいだと思います。そのSeikenがこの清見寺あたりのことだったのかなあ、って思いました。
日本人の探究心は一級ですね。


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