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2008年 08月 17日

Milano Duomo

MilanoのLinate空港に着いて、市内へはタクシーに乗りました。
ホテルは、Duomoの正面の角を左に曲がってすぐのところにあるHotel Rio。
安いのと便利だけが取り得、トラムを使えば4つ先のカドルナ駅からマルペンサEXPに乗れます。

Duomo
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正面の扉のレリーフ
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離れて見るとレリーフ、近づくと15cmくらいの厚さの中にこの彫刻があります。
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扉のレリーフはこの左にあるマリアの生涯の方が知られているようですが、私はこの修道士の表情が印象的でした。

礼拝堂に入ると、美しいステンドグラスの洪水です。
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日曜日の午前中なら、パイプオルガンの響きに圧倒され、くらくらするような光と音の渦の中、思わず床にひざまずいてしまいます。


作り始めてから、完成するまで600年もかかったそうです。
このごろは入口で荷物検査があり、飲み物のボトルは飲み干すか放棄するかで、入口の付近に大量のミネラルウォーターのボトルが並んでいました。


古い建物と新しい光が不思議にマッチして、ここはミラノ。
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Duomoを見て、お買い物をして帰っても、ホテルはすぐそこです。






姉からの、Duomoの完成に関するメモが届いて、年数訂正しました。
以下はそのメモ

今のドゥオモのための最初の石が置かれたのが1386年。
一応、完成したといわれているのが1813年。
でも、実際に完成パーティが開かれたのは、1990年代になってから。
たしか、定かではないけど、今、そのメモが見つからないけど。
1994年だったと思う。
つまり、ざっと数えて、完成には600年かかってます

ということで、
完成パーティって最近だったのですね。

by yumiyane | 2008-08-17 23:16 | Italy | Trackback | Comments(4)
Commented by shinn-lily at 2008-08-18 09:50
とうことは、完成パーティーのニュースがあったら、私たちは見ているわけですよね。
いいですね、そういう気の長い話!
Commented by snowy_opal at 2008-08-18 15:40
いや~、私もshinlilyさんに同感!(すみません、横レスで)。悠久の歴史の中で、600年なんてヨーロッパの中では大した事が無いのでしょうね。ヨーロッパの感覚って、時々面白いなぁと思うのですが、ガリレオ・ガリレイが教会から赦免されたのだって、確か今世紀に入ってからでしたよね。
しかし、こういうお話はyumiさんのお話で特に私が大好きな語り口です。また聞かせてね(^^)
Commented by yumiyane at 2008-08-18 23:09
shinn-lilyさん、ほんとに気の長い話です。
作ろうと決めた人は当時のミラノ公国の領主ヴィスコンティ、もしかしてパーティを開いたのはヴィスコンティ家の末裔かもしれませんね。分かったらまたお知らせします。
Commented by yumiyane at 2008-08-18 23:47
opalさん、ナポレオンですが、1805年にミラノのここDuomoで戴冠式をあげ、イタリア王にもなったそうです。
ナポレオンは1809年にはローマにも行っているので、このあたりに戴冠のトリックがあるのではないかと??
ミラノは、古くはスペインに、オーストリアに、フランスに統治されて、次々にヘッドが変わりましたが、宗教的には教皇とのかけひきがあったでしょうから、民衆を纏めるためにも教会の建設は続けられたのでしょうね。


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