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2008年 07月 24日

レパブリック広場

イタリアの多くの町にレパブリック広場というのがある。
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「じゃあレパブリック広場でね」と約束して、それがローマかフィレンツェか迷ったりしないのだろうか。
日本でも銀座というのが、長崎の町にもあったりする。そういうもの?
だいたいローマ時代は共和制だったから、そのころに出来た広場がレパブリック広場だったのかというと、どうも第二次大戦が終わったころのイタリアの共和制に由来するらしい。

ローマのレパブリック広場は、テルミニ駅の正面にある。
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この近くにはあまりお店が無いから、観光客はほとんど見かけない。
しかし、ここを基点とするヴィア・ナチョナーレはヴィットリオ・エマヌエーレⅡ世記念碑まで続く道程に、結構なお買い物コースを作っている。



初めてローマに降り立って、
空港からのタクシーの運転手に、この建物はすごい!と褒めたら、たった100年しか経っていないウエディングケーキみたいなもの、とけなしたのを思い出す。
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1870年、ヴィットリオ・エマヌエーレⅡ世は、15世紀にチェーザレ・ボルジアが成し得なかったイタリア統一を行った英雄。それこそこの方の名前の付いた広場や通りは、イタリアのそこここの町にあり、
ローマでもエマヌエーレⅡ世通りが、ヴァチカンを出たあたりから、彼の記念碑あたりまで続いている。
ミラノのドゥオモのそばにある、ガッレリアも彼の名前が付いていて、荘荘たるものである。
一方プーリアの小都市、チステルニーノにあるエマヌエーレⅡ世広場は旧市街の中心ではあるが、ほんの10メートル四方のものだった。
それぞれの町で、どこにこの英雄の名前を付けようか、当時の人たちは一生懸命考えたのだろう。

by yumiyane | 2008-07-24 00:51 | Italy | Trackback | Comments(2)
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Commented by snowy_opal at 2008-07-24 18:01
100年はウエディングケーキですか。本当に悠久の歴史を感じますね。私はエマヌエーレという人を初めて知ったというか、塩野七生の作品は殆ど読んでいるのに、そのわりには全然知らないのはやばいわ~。(^^;たっはっは。
Commented by yumiyane at 2008-07-24 21:23
opalさん、七生さんは、もう少し古いところがお好きですよね。ルネサンスくらいまで、彼女の本を読むとチェーザレ・ボルジアに会いたくなりますが、マキャベリもいい感じです。
七生さんが面食いだとは思わないけど、ヴィットリオの面は今ひとつなのですよ。


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