にっと&かふぇ

knitcafe.exblog.jp
ブログトップ | ログイン
2008年 01月 30日

裸の夏

友人が夫の作った映画を宣伝したいということで、載せます。
実は私は今日観ることにしていて、感想はまだ書けませんが、とりあえずお知らせします。
裸の夏_d0117481_14155723.jpg

麿赤兒(まろあかじ)さん率いる大駱駝艦という舞踏集団を追った、ドキュメンタリー映画なのです。
裸の夏_d0117481_1417301.jpg
シアターイメージフォーラムは、渋谷から宮益坂を上がっていって、Y字路の信号の先の右の路地を入ったところにあります。
感想は追って。





映画は90何分ということでちょっと長いかなと思いましたが、観てると気になりませんでした。
毎年行われているようですが映画は2003年白馬村で行われた合宿の風景が軸になっています。一般参加の合宿で、外国人もいたりサラリーマンが居たりで最初はどうなることかと。
1週間の合宿の最終日は発表会で家族や近所の方々が見にくる舞台となっています。
その前日に髪を切られる男性たち。バリカンを前に尻込みするところが面白い。毎日いろいろ鍛えられてても、実感として向き合っていなかった合宿生が頭を坊主にされる瞬間に開き直りのように、大駱駝鑑の舞踏のドアを開けるみたいな瞬間が印象的でした。
館長の麿赤兒さんは土方巽(ひじかたたつみ)さんという師匠から、暗黒舞踏を受け継いだ方、それでも独自のオーラと芸術を持っている。
合宿生はおろか団員も彼の境地をどれほど習得しているのか、理解しているのか疑問。
結局この映画は麿さんが居なくては成り立たない、と思わせるリーダーの強さを思い知らされました。

by yumiyane | 2008-01-30 14:19 | 映画(cinema) | Trackback | Comments(2)
Commented by mai-obachan at 2008-01-31 00:36
予告編見ました。たった2分のでしたが、迫力ありました。不良少女の
麿さんが特に!なーんて、ははは。
舞踏は痛い、青春も痛い、笑うしかない、、、。少しでも違う自分に
なりたい若者達なのかな。
全編観たいですね~。
Commented by yumiyane at 2008-01-31 21:22
maiさん、見ていただけましたか。不良処女麿!は笑えますよ。
青春も痛い、なるほど、青春により近いmaiさんの共感ですね。
過去に大駱駝鑑の舞台は2度観たことがありました。そのときは意味不明なことがたくさんあって、これは頭で考えるものではないな、と意味を探ることを放棄しましたが、今回合宿生に麿さんが、まわりの空気・間があなたを動かしているんだ、そう感じて踊れ、という話があって、ああそうか!と謎が少し解けたような気がしました。


<< 冷凍食品 Frozen foods      Shinjuku オカダヤ >>