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2007年 10月 15日

Cafe in Kyoto


八坂神社づたいの円山公園にあるCafeで、姉とゆっくりお茶を飲みました。
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明治42年に竣工されたという、この古い洋館にある部屋に入ったとき、初老のカップルがいらして、時が止まったような、という表現がぴったりの空間でした。

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私たちは、水晶文旦のケーキとマカロンのケーキを。ここにはアフタヌーンティーもあったようで、それをいただけばよかったとあとになって。
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朽ちそうな古い窓枠からは、気持の良い風が入り、時折公園でパフォーマーの口上と見物客の拍手が聞こえて。

京都の法要は、父の百か日だけでなく、義兄の一周忌でもありました。義兄は、東京都のオーケストラで長い間ホルンを吹いていました。停年を前にしての健康診断で癌が見つかり、わずか3年後の10月13日に他界してしまいました。日本のホルン業界の向上に尽くし、教え子も多く輩出しました。
元気だった義兄を思うと、居なくなってしまったことをしばらくは疑いました。姉は1年経って、やっと区切りがついた気がすると話しました。

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静かにおしゃべりをするのには最適の場所。
明治にたばこであてた方が迎賓館として作った建物で、かのロックフェラー氏もいらしてお褒めになったカレーを、今も食することが出来るらしいです。

by yumiyane | 2007-10-15 23:51 | family | Trackback | Comments(2)
Commented by snowy_opal at 2007-10-16 12:09
本当に時が止まったような素敵なシーンですね。こちらの茶館、もう何年も、何年も行っておりませんが、素敵な所ですよね。静かな佇まいは、今も変わらぬのですね。
お義兄さまもお若くして亡くなられて、本当に残念な事でしたね。
京都の佇まいは、癒しもあれば、流行もあり、幅広く、本当に包容力がありますね。
Commented by yumiyane at 2007-10-16 12:59
さすがopalさんはご存知でしたか。私は父に会いに、9年のあいだ3ヶ月に1度は京都に行っていましたが、ここには今回が初めて。知っていたら父も連れて来たのですが。


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