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2013年 07月 03日

美しいもの

いろんなものを美しいと思う時があります。

赤ちゃんのうぶ毛だったり、風になびく草木のうねりだったり。
蓮の葉の上でゆれる水滴だったり。

使い古した器の、茶色いくすんだ色だったり、
きれいに積み上げられた薪だったり。

新しくて綺麗で装飾的なものより、人の手に触れて命を吹き込まれたものを美しいと思う時があります。

出雲民芸館はある豪農の方の屋敷の中の蔵。
ひとつひとつのものはその役割を終え、ひっそりと納められていました。

先ほど、多々納さんが手に取ってお話くださった漁師さん用の火鉢。今でもどこかで売ってるようだったら欲しいと思いました。
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美しい縞模様の器、
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実はとても大きいものでした。
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この素敵な柄が赤ちゃん用のおむつなんだそうです。
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おむつの柄でもこういうのがあって、
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この柄、なんかで見たなと思い出したのが、先日JALカードの雑誌AGORAに載っていたトゥールーズのパステルのブルーについて書かれていた記事のステンドグラス。
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ブルーの文様というところが共通していますね。


外です。
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波と熊手が文様を呼びあうでしょ。
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何に使われていたのか分からないけれど、どう見てもいちじくです。炭化している感じ。
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穴があいているので、何かひもが通されていたのでしょうか。今度聞いてみます。


次回はもう少しゆっくり鑑賞に来ます。実は、どなたもいらっしゃらなくて、中をちゃんと見ることができなかったので。




せっかくここまで来たのだから、海の見えるカフェにでも行きましょうか、
と連れて行っていただいたのは、
キララ多伎の道の駅のある付近、アズール蒼 というカフェに行きました。
多伎は最寄駅名は田儀(たぎ)ですが、ここはたきと濁りません。
今や表参道の紀伊国屋にも売られているいちじくの多伎で名が知れました。
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向こうに霞んで見えるのが島根半島。
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エメラルドグリーンの海をみながら、とてもいい気分でした。

ここから見る海に沈む夕日も美しいそうですよ。

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次回ね

by yumiyane | 2013-07-03 23:35 | 美術館へ行こう(museum) | Trackback | Comments(10)
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Commented by sora at 2013-07-04 03:03 x
どれも美しいもの ですね~       
健やかに育つ事を願いダイナミックな柄で作られ使われた青の品から
トゥルーズの青のステンドグラスを思い起こされた事が楽しいです。
緑釉が流れるたっぷりの鉢は、好きで集めているフランスの南西地方
の陶器を思い出させてくれました。  火鉢 見つかるといいですね。 
柳宗悦の表す民藝の美 ”健康な美 平常な心”とyumiyane さんの
”人の手に触れて命を吹き込まれたものを美しいと思う時”の言葉が重なりました。 
島根半島の見える風景が胸に懐かしく届きました。
いつかの。。夕日のショットを楽しみにお待ちしています。 
Commented by poirier_AAA at 2013-07-04 17:47
民芸展とか民俗博物館とか大好きです。人が使ったもの、使いながら工夫して改良し、余力があれば装飾して、そうして出来上がった物を見ると人の営みに対する誇りと愛しさで一杯になります。

この海岸、ステキですね。きらきらする海を見ながら、そこで遊ぶKちゃんの姿を想像してしまいました。
Commented by deko at 2013-07-04 18:32 x
色々な方々がかかわってこういう物が次の世代に残されてゆくのでしょうね。柳宗悦さんの息子さん(宗民さん)は大好きな方でした。楚々とした語り口調の方でした。イチジクは竹炭のように焼かれたのでしょうか?鬼瓦も可愛いですね
Commented by yumiyane at 2013-07-04 21:11
:soraさん、こんにちは。
私も小さいころ、こんなおむつを使っていたようなかすかな記憶があります。私の息子の時でさえ、紙おむつはお出かけの時以外は使っていませんでしたよ。
日本には藍というきれいなブルーがありましたね。トゥールーズにもパステルという葉っぱが青い染料だったという記事を読んだばかりだったのでね。
フランスの南西地方の陶器、どんななのでしょう。南西部といえば、取る―ルーズからアルビを回ってラスコーの洞窟に行ったことがありました。あのあたりも歴史的な文化が残っているのでしょうね。
健康な美 平常な心
いつもそうありたいものですね。
それぞれの季節の美しい夕日を求めていきたいです。
Commented by yumiyane at 2013-07-04 21:14
:梨の木さん、こんにちは。
小さいころは博物館とか嫌いでしたよ、神気くさくて。
でも、このごろはその土地の背景を知り、文化を知る楽しさがやっと分かってきました。
>余力があれば装飾して、
ってほんとですね。バロックロココの装飾は余力じゃない、権力の象徴でしょうから。
民芸品のちょっとした工夫や飾りは微笑ましいです。
Kちゃんね、是非遊ばせたいものです、でも夏には来ないんだって。涙
Commented by yumiyane at 2013-07-04 21:24
:dekoさん、こんにちは。
こういう民芸館とか博物館とかは、創設した当初はある程度盛り上がるけど、代が変わると忘れられてしまうことがよくあるでしょうね。
そしてまた代が変わって甦ると面白いです。
竹炭ですか。なんでいちじくだったのでしょう。
こんな鬼瓦初めてみたかもしれませんが、鬼のような顔でこの家を守るのでしょうね。
Commented by cocomerita at 2013-07-04 21:50
Ciao yumiyaneさん
うーーん、ほんとうに惚れ惚れしちゃう
美しいですね
人の知恵と美意識で作られ、丁寧に使われ人の暮らしに交わってきた、本物の美しさと温もりが感じられてうっとりします
こういうものたちも、そしてこういう技術も残していってほしいと思います
Commented by yumiyane at 2013-07-04 23:54
:cocomeritaさん、こんにちは。
のんびりしたところにあるんですよ。
出雲がそもそものんびりしてるんですけど。でも、これだけのものが残っているということは、かつてはもっと緊張感のあった文化や集落があって、たくさんの人が暮らしていたんだと思います。
そうですよね、暮らしていた人の向上心や知恵がいいものを生んでいたんでしょう。やがて必要でなくなってしまったものでも、記憶の中に少しは残ってるかな。
あんなものがあったね、って笑い話の中から、また何かが復活するかもしれないと思わせるこの頃です。
Commented by mamamack at 2013-07-06 23:45
yumiyaneさん、こんばんわ。
先日駒場東大前に用事があって行ったとき日本民芸館の案内表示板を見てどういう所だろうってちらっと思ったんです。
民芸運動の収集品、、、そういうことだったのですね!
是非行ってみたいと思います。
用の美、、、じっくり見入ってしまいますね。

出雲は素敵な場所がたくさんありますね!
しかもどこも洗練されていますね。
文化度が高いのだわね。
Commented by yumiyane at 2013-07-08 00:07
:まままさん、こんにちは。
東京にいらっしゃるし、このブログ記事読んだからには、あはは、是非いらしてみてください、そして出来れば感想をブログアップしてくださいませ。
>出雲は素敵な場所がたくさんありますね!
灯台元ぐらしで、ジモティたちは私が記事にすると、へえーなんてことになっています。
そのうち出雲宣伝大使を申し付かるかな。
いつかいらしてくださいね。


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