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2011年 11月 26日

車窓に見えるもの

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パリからビルバオに向かう飛行機の窓から、地上の何か光るものを見つけました。

朝日を受けて光る風車でした。
上手く写真が撮れなかったけれど、輝く光は連なっていました。

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ビルバオからビトリアを経由して、ブルゴスに向かう車窓からも、たくさんの風車が見えました。
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スペインにも原発はあって、現在8基の原子炉が稼働して、国の電気エネルギーの20%をまかなっているそうです。
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スペインでは、太陽光発電も盛んで、国から補助が出るそうで、農家が畑に大規模なパネルを設置して、電気を売ったりしているそうです。

まいったなあ、こんなに風力発電があるとは。
右を見ても、左を見ても、山の上に風車が並んでいます。
日本はいったい何をして来たんだろう。安全神話の原子力発電を推進するため、風力発電の非効率を声高に叫んで、音がするとか、調整が面倒だとか効率が悪いだとかいって、他を一掃してきたのです。
原発に注ぐお金のいくらかでも廻していれば、新しいエネルギー開発はとっくに出来ていたんじゃないかな。

この風車は、ブルゴスからレオンに向かう車窓からも、あちらにもこちらにも見えたのです。

日本はエネルギー政策に関してはほんとは後進国だと思いました。次世代を全然考えていないからです。未来のことを全然考えてない。
日本の人口1億2800万人、面積377.9平方km しかも山が多い
スペインの人口4600万人、面積504.78平方km しかも平野が多い。

山が多く、地震の多い日本に、何故に55基もの原子炉を作ったのか、またしても大きな疑問が湧いて来ました。
スペインの経済が危機的状況と言われても、日本は到底及ばない何かがあると感じました。


ビトリアからN1を60kmくらい走ったところに、突然の岩山が現れました。

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もうひとつトンネルをくぐったあたり、右手に村が見えました。
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この村は、地図で
Pancorbo という名前の村だと分かりました。
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なんだかとても雰囲気のある、古い村のようです。

少しウィキで調べてみました。

その切り立った地形の影響で、他と孤立した自治コミュニティの村。
農業と素晴らしい景色に恵まれて、600人ほどの人が暮らしている。
古来からカスティーリャとバスクの交差点となって、独特な集落を形成している。
村人は、中世のカスティーリョ・デ・サンタマルタの残党の末裔?

だとか。へえ、やっぱり面白そうな村です。
きっと生活も現代とはかけ離れた暮らしが維持されているのでしょうか。

文化ってなんだろうって、そんなことを思わせる 車窓の景色でした。

by yumiyane | 2011-11-26 02:33 | 旅(travel) | Trackback | Comments(8)
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Commented by junko at 2011-11-26 15:38 x
Ciao yumiyaneさん
この風力発電の風車、イタリアにも有ります
特にファビオの生まれ故郷にはたくさん建ってて、私はmargherita tecnologica 電子マーガレットと呼んでいます

日本の地方は好きだけど
東京は、いろんなものが不作法にごちゃごちゃしてて目が疲れます
そんな目にこの岩山心地よいわー
Commented by yumiyane at 2011-11-27 00:02
:junkoさん、こんにちは。
もうお疲れは取れましたか。
風車、日本にもあることはあるんだけど、助成金が少なくて苦労しているみたいなんですね。
電子マーガレット、いいネーミング。
岩山いいですよね。異国、異文化に触れる旅。
帰ってきて、夢の中で自分がどこにいるか不確かな感じ。目が覚めて、ここはどこ?っていうのも、もうなくなってしまって、ああ、短いバカンスだったわ、というところ。
junkoさんはまだジェットラグの最中じゃないですか。
Commented by mai-obachan at 2011-11-27 05:40
この村のことだったのですね。パンコルボ。行ったことありますよ。
暗い感じの村でしたよ。古い雰囲気をかもしながら、すぐそばを高速が走っているのが、また奇異な感じです。

第一次産業に携わって、自給自足で、たまに夫が外で稼いで臨時収入をヤッター☆と喜ぶような生活がいいなんて思う今日この頃ですよ。
色んなことが複雑になりすぎた感じがしますよ。
Commented at 2011-11-27 09:29 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by yumiyane at 2011-11-27 21:45
:mai-obachanさん、ええーパンコルボ行ったことあるの?
そっか、ビトリア行ったことあると言ってたものね。
やっぱり暗かったか。歴史を見たらちょっと閉鎖的な感じはしたんだけど、周りの雰囲気含めてちょっと行ってみたい村ではあった。
第一次産業は大切ですよ。我が家の自給率なんてゼロですから。
スペインの政権も変わったようですから、勢いで何かをなんとかしてほしいですよね。みんないい人たちだから、もうちょっとだけ働けばいいんじゃないの。
Commented by yumiyane at 2011-11-27 21:48
:鍵コメsさん、そうでしょ、ちょっと惹かれましたよね。
福岡の原発反対、1万五千人ですか、すごいですね。福岡も佐賀がごちゃごちゃしてますしね。
このところ全国的に地面が揺れていますね。放射能は海にも流れていますよ。玄界灘とか日本海とか漁場も死活問題です。韓国の方が反対なさるのもうなづけます。
ほんと一面の記事見て驚きました。アメリカに原発売るって、買う方も買うほうです。
Commented by irihinidefune at 2011-11-29 20:58
風車の話l大変に興味深く拝見。
8年前オランダのバスの車窓から見たものと
同じものです。
その時も日本とは違うエネルギーの生み出し方に
日本って進んでいるようで遅れてるなぁと
思いましたけど、今頃はもっともっと強く
そう感じるようになりました。
進みすぎて見失ったものがいっぱいあったのかもしれませんね。
取り戻しましょう。

私、文明ってもうこれ以上は便利にならなくても
いいんじゃないかなぁって思ったりもします。
文化はより深くなることに賛成ですけど。
ヨーロッパに行くと、意外にも不便なこと
いっぱいあるのですが
だからこそ心が豊かなような気がして
うらやましく感じます。

あ、でもアイフォーンは使えますね^^

またお邪魔します。
Commented by yumiyane at 2011-11-29 23:55
:irihinidefuneさん、同感です。
日本は便利を追求しすぎて、人の心を置いてきてしまいました。
自動ドアもエスカレーターも、バリアフリーの名のもとに、人との関わりを省いています。手を貸す、ということをしなくてもいいことは、貸される人には気安さはあるかもしれないけど、人の思いやりをカットしてしまいます。
経済成長にすべてを託してしまった結果です。
今からでも遅くない、人と人とのつながりをもっと楽しめるような社会にしなくっちゃね。
まず隣人とのおしゃべりから、ね。
そして文明の利器は、使われないように使わないとね。


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