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2009年 08月 26日

本郷台あーすぷらざ

ブログにリンクさせていただいている 写真でイスラーム さんの記事
リキシャアート を見せていただいたとき、ちょうど美術館へ行こうチームと会うことになっていたので、さっそく本郷台のあーすぷらざに行ってみました。

リキシャとは、日本の人力車が東南アジアに伝わったもの。自転車に乗車部分を取り付けるので人の力ではない、力車、人が取れてリキシャになったようです。
とくにバングラデシュの車の装飾は色彩あざやかで、そのプレートのいくつかが展示されていました。

写真でイスラームさんの掲載されたプレートは、ムスリムの世界で人を描くことを避けて、動物に譬えての内容はシニカルですがマンガのような楽しい色合いになっています。

そのほかには、バングラデシュの日常生活の分かるようなもの
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たびたび起こる洪水に慣れたひとたち、
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平和に暮らしている田園風景に、突然銃を持った人たちが戦っています。
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あるいはこんな社会を糾弾するようなものもありました。タクシーが燃えているので、リキシャの人が疑われたのでしょうか。
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一方、こんな幻想的な絵もありました。
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これらの絵のプレートはどこに取り付けられているのでしょう?
乗ってもいいですよ、とお許しがあって早速乗っています。
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プレートはこの座席の外側に取り付けられていました。

このようなリキシャは、国が変わると形態も少しづつ違うようです。
フィリピン
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ベトナム
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中国
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実は世界中どこにも、西にも東にもリキシャがあることがわかりました。
横浜にだって、
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ハンドルは切り替えがたくさんあって、Shimano のものでしたよ。

日本で復活した人力車は観光目的ですが、アジアの各地では、生活にリキシャが密着しているのだそうです。

会場は子供たちの夏休みの宿題には持ってこいの情報がたっぷり。
いつかアジアのどこかに行ったとき、このどれかに乗ることをイメージしました。

by yumiyane | 2009-08-26 00:14 | 美術館へ行こう(museum) | Trackback | Comments(6)
Commented by shinn-lily at 2009-08-26 08:23
これがね、現地に行くと怖くて乗れないのですよ。
ガイドブックにはよく金額を交渉しないと日本人はぼられるからと書いてあるし、道を歩けば、乗れ乗れとしつこいし、その目は観光客を射るように見るし、あげくのはてこんなに綺麗ではなくて、かなり汚い。
現地の方のサポートが必要です。
きっと怖い人ばかりではないのでしょう。
一度はといつも思うのですが、ついタクシーに乗ってしまいます。
Commented by ぐらんまさん at 2009-08-26 09:21 x
こうやって何日分かの更新記事を読むと都会は刺激が沢山あって年取ってる間が無いように思えます。何もしないで独りでボーッとしても24時間は過ぎて行く、だからって深い思慮が生まれる訳でもない。もっと山奥に行くべきなのかしら?
Commented by anjuli at 2009-08-26 19:02
とっても興味深い展示ですね。バングラデッシュの絵画はとてもわかりやすいかんじで楽しいですね。絵のなかに、情報とういうか、いろんなことが見て取れるかんじ。色あいは日本の銭湯にある風景がのような、懐かしさがあります。
リキシャという日本から発した名前が浸透しているんですね。ベトナムに行ったときシクロに乗ってみればよかったな。ハノイでは完全に観光客用になっていて、現地住民は乗ってはいけないことになっているとガイドさんが言っていました。
Commented by yumiyane at 2009-08-26 23:57
:shinn-lilyさん、そうなんですか。勢いで乗らないと避けちゃうんでしょうね。日本でだって、浅草や京都でなかなか乗りませんからね。こっちは怖いわけじゃないけど。値段が怖い?
この会場では、それぞれの国でどんな人がこれを利用するかって書いてありました。カンボジアではちょっといいとこの奥様が買い物に利用したりするんだそうです。旅人でも何気なく乗ってみたいですね。
Commented by yumiyane at 2009-08-27 00:14
:ぐらんまさん、
貧乏性の私ですが、お休みの日はあっという間に時間が過ぎて、貴重なぼーっとする時を楽しんでいます。
こちらから見ると、田舎の生活を楽しんでいるように見えますよ。今は寂しさが勝ってしまいますね。
山奥に入って修行でもするの?手の届くところに居て下さい。
Commented by yumiyane at 2009-08-27 00:24
:anjuliさん、この小さなプレートが何かを表現する手段だったときもあるんでしょうね。バングラデシュのはとても色がきれいでした。メッセージ性もありますね。
そうなんですか、ベトナムでは市民は乗っちゃいけないなんて、ちょっと違う気がします。
世界中にこの自転車タクシーみたいなのがあるようですが、ほとんどは観光用のようです。普段の生活にこんなエコカーが普及するときが来るかもしれないですね。ソーラー貼ってあって、力車とバイオでね。


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