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2019年 10月 08日

姉のヴァイオリン

9月20の夕方、山梨に住む姉が出雲に来ました。
ヴァイオリンの演奏をするためです。
2年前の5月に京都を経由して伴奏の方と出雲に来たとき、くるみ市でミニコンサートを開きました。それを聞かれた方が、自分の開くコンサートに是非出演してもらいたいとラブコールを頂き、今回それが実現することになったのです。
折角楽器をもってくるなら、と企画したのが、ギャラリー記田屋での演奏会です。
小さなコンサートでしたが、ヴァイオリンの独奏会で、こんなに真近で聴くことはないし、とても癒された、至極の時間を過ごした、と素敵な感想をたくさん頂けて、企画して良かった!と思いました。
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前半の演奏が終わると皆さんに混じってのお喋りティータイムです。
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ギャラリー記田屋に集う皆さんに、姉のヴァイオリンを聴いていただけてほんとに良かったです。
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記田屋の伸子さんには、いい環境を作って頂けて感謝です。

実はこの日、台風16号が島根に接近していて、台風情報とにらめっこでした。
でも、この日の夜半に大風を吹かせ、次の日のコンサートの前には去って行ってくれたので一安心でした。


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弥生の森でのお月見コンサートは今年で10回目。主に大津町、出雲市出身の方が演奏なさるようです。
姉は出雲市立大津小学校を卒業すると上京。世田谷区立瀬田中学校から芸大の附属高校に入り、芸大を卒業しました。

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伴奏の方とは今回が初見。リハーサルは2度でしたがそんなこと思わせない演奏で、ここでも素敵な感想をたくさんいただきました。

私は小さい頃、姉の弾くヴァイオリンの音を聴きながらお昼寝するのが好きでした。
今回二つの演奏会で、出雲の皆さんに聴いて頂けて本当に嬉しかったです。
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姉が「娘を音楽家にすることは父の夢でした。父の生きているときにここで演奏できたら良かったのになと思いました。今日は父の代わりに皆さんに聴いて頂きます。」とコメントしたのには少しうるうるしてしまいました。


お月見コンサートの次の日には、二人で亀嵩にお墓参りに行きました。
20日の夕方やってきて25日の朝、京都経由で帰ると特急やくもに乗るのを見送りました。こんなに長く一緒に過ごしたのは久しぶりでした。
私が小学校4年の時から離れて暮らしていて、大学生になって上京したとき1年くらい一緒に暮らしたでしょうか。
それでも家族で結婚式だとか法事だとか、いつも必ず集まっていました。両親が亡くなって、会う機会が少なくなって、離れて暮らしていても、話すことがたくさんあって、姉妹っていいなって思いました。
女性でも自立して、仕事をする人になるように、、、。父の策略でした。








by yumiyane | 2019-10-08 22:36 | 好きなもの(things) | Trackback | Comments(2)
Commented by そらぽん at 2019-10-21 07:19 x
まあー  よい時間でしたね
こんな美しい環境で、直に音楽を楽しめるって
幸せなこと お姉さまは素晴らしい方ですね

姉妹がいいなと思うのは 年をとってから。。。いま
私もそう感じています これも両親が生んで育ててくれた
お陰ですよね いろいろ思い巡らしながら 写真を拝見し 
記事を読ませて頂きました 
Commented by yumiyane at 2019-10-23 21:05
:そらぽんさん、こんにちは。
小さいころの姉妹の感覚と、こうやって年を取ってからの感覚は異なりますね。遠く離れていても元気でいてくれると心強いです。
姉のヴァイオリンの音が好きなので、皆さんに聴いていただけて嬉しかったですよ。


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