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2008年 10月 17日

私がラスコーに行った訳

1985年出版の「世界 名画の旅」第一巻

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高階秀爾さんのコラムの付いたこの本は、ピカソから敦煌まで、東西の芸術についてのエピソードが書かれた画集です。

中には、まるでクイズの問題をいくつも考えつくような面白い話、知らなかったことが披露されていて、とても興味深いもの。いつどうやって買ったのか全然覚えていませんし、2,400円はそんなに安くない。

例えば、ファン・アイクの「神秘の子羊」という祭壇画(縦134.3cm横237.5cm)が、ヒトラーの手に渡ったあと、敗戦の色濃くなったとき、アルトアウスゼー塩抗に他の多くの名画と一緒に隠されたため、無傷で大戦の戦火から逃れた話とか。

25個のアートについて書かれたこの本の13番目に、実はラスコーの洞窟がありました。
しかし、他に面白い話がたくさんあったため、興味がそこに行き着いていなかったのですね。

一昨年、本棚からまたこの本を取り出し、最初に読んだのが「ラスコーⅡ」のことでした。

10月10日に書いた、ラスコーの洞窟を発見したマーセル・ラビダさん
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この写真は62歳のとき。
第一発見者の彼は、しばらくガイドとして洞窟と一緒に過ごしていましたが、あまりに多くの見学者が押し寄せたために、洞窟内にはびこるカビや石灰分の結晶が原因で閉鎖されると、レジスタンスに加わるために洞窟を去りました。

発見者の彼も本物のラスコーに入るには、許可申請をして6ヶ月も待つ、ことになったのだそうです。

推定1万5千年前の、クロマニョン人の描いたラスコーの洞窟の壁画。それはとても芸術性の高いもの、バイソンや馬はバランスの取れた躍動感に満ちています。しかしそこに描かれた人間は漫画チックで鳥の頭を持って、しょうもなく描かれている。このギャップは何なのだろう。

これは行って見るしかないか。

田窪さんもきっとそう思われたのですね。

by yumiyane | 2008-10-17 00:19 | France | Trackback | Comments(2)
2008年 10月 10日

旅の支度 ラスコーの洞窟

イタリアのプーリア州にあるグロッタ(鍾乳洞)では、近所に住む男が、家庭で出たごみを捨てる穴が、捨てても捨てても埋まらないのを不思議に思って覗いてみると、延々と続く鍾乳洞だった、という話がありました。
人間はギリシャ神話のころから、地下に別の世界がある、ことを知っていましたので、この話も、ラスコーの洞窟の話も、発見した人のわくわく感を想像するに、私も立ち会いたかったと羨ましい限りです。


という書き出しで、会社のブログに2006年8月にラスコーの洞窟について書きました。

1940年4月、18歳のマーセル・ラビダは、愛犬ロボットが小さな穴に向かって激しく鳴くのを見て、その穴に入ってみたくなりました。4日後、穴を大きくする道具や身支度を整え、友人を伴なってその穴に入っていって驚きました。写真は第一発見者のマーセルがテントを張って洞窟を守っているところ
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「Discovering Lascaux」 Brigitte and Gilles Delluc著 より
彼らの見つけた洞窟は、世紀の大発見として、国の考古学者が調査を続け、人の吐く息によるカビや石灰岩の溶解により1963年に封鎖されるまで、150万人の人が訪れたということです。
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ラスコーの洞窟は閉鎖され、今では一日に一人か二人しか入ることはできないそうです。
そして、200mくらい離れたところに、そっくりの空間を再現してラスコーⅡが公開されています。

この話をある美術本で読んで、動物たちの壁画を見て、ああいつか行ってみたいなあ、と思い、2006年7月、フランス南西部への旅を実現しました。

後に、この洞窟を訪れたことは私にとって必然だったような、そんな気にさせることがあったのです。


つづく

by yumiyane | 2008-10-10 23:57 | 旅(travel) | Trackback | Comments(2)
2008年 09月 28日

Carcassonne

カルカッソンヌを訪れたのは2006年の7月。
パリからトゥールーズまで飛んで、車を借りて街中で一泊、翌朝カルカソンヌに行きました。
ここには、12世紀に出来た古い城壁都市が残っています。
当時はスペインやイスラムなどとの戦いに活躍した都市でしたが、フランスが安定すると衰退していったものを修復して、今は立派な旧市街が観光客を集めています。
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ここを選んだポイントは、このあと行ったアルビへの寄り道on the wayだったこと、夏には夜景が圧巻だ、ということを聞いたからです。

↓は、会社のブログに2006年8月に書いた記事の引用です。

カルカッソンヌに泊まることにした目的は、城壁のライトアップを見ることにあった。フランスの夏の日は長い、9時半になってやっと日が暮れる。眺めのいい場所を陣取って暗くなるのを待ったが、通りかかったおばちゃんが言うには、昨日はトラブルがあってライトアップは無かった!?とのこと。お願い今日は点いて下さいと待つこと30分、ようやく10時に灯りが付き始めた。
次回はいよいよラスコーの洞窟へ
。」


この旅の写真をインストールした、外付けHDの電源が入らなくなって、今となっては紙焼きにしておいて良かった、と思うこのごろ。
原因は、PCへの接続をしばらくしていなかった為と思われます。外付けHDを安易に信用してはいけないと言う学習をしました。

by yumiyane | 2008-09-28 10:22 | France | Trackback | Comments(0)
2008年 09月 26日

Carcassonneのおばさん

小泉元総理が退陣なさるというニュースが、昨夜から今朝にかけて盛んに流れています。

この方の耳にはもうそのニュースは届いているでしょうか。

2006年夏、フランスはカルカッソンヌを訪れたとき、旧市街のお土産物屋さんで会ったおばさんです。
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小泉さんの大ファンだということ、
私が日本人だと知って、机の下から取り出したのがこの写真集。
当時小泉さんは総理大臣でした。

「あなたのことを、父が購読している首相のメールマガジンでお知らせしますよ」、と伝えたときに、彼女はこの巨体を飛びあがらせて喜びました。

帰国して、父の家に行ったとき、この写真と彼女のアドレスを、首相のメールアドレスに送りました。
このことは彼女のアドレスにも送りました。
少したったある日、スカイプで女性の声の電話がありましたが、拒絶しました。
あとで調べると彼女のファーストネームだったので、もしかしたら彼女からのお礼だったのかと。
あとの祭りでした。

もしどなかたカルカッソンヌにいらして、Hotel de la Citeの先の右側のお土産物屋さんで、彼女に会ったら、よろしく伝えてください。

by yumiyane | 2008-09-26 10:47 | France | Trackback | Comments(7)
2007年 09月 13日

Touloues というところ

トゥールーズは、フランスミディ・ピレネー地方の中心地。ガロンヌ川に沿って作られた旧市街を中心に、中世に栄えた町です。
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サン・セルナンバジリカ聖堂の回りでは、日曜に市が立ち、多くの人が訪れていました。聖堂の中ではミサが行われ、パイプオルガンの美しい響きが今でも耳に残っています。d0117481_23455312.jpgその聖堂から徒歩で街を横切ったところにオーギュスタン博物館があります。修道院だった14世紀の建物に中世のロマネスク様式の柱頭や彫刻などがありました。



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現在のトゥールーズは航空機を作る会社があったり、大学が3つあるそうで、学生の多い町です。宿泊したホテルのフロントは明らかに学生アルバイトでした。街の治安も良さそうで、レストランやカフェは英語の話せる人がたくさんいて親しみやすい町でした。

by yumiyane | 2007-09-13 00:15 | France | Trackback | Comments(2)
2007年 08月 14日

Sarlat サルラというところ

2006年7月、ラスコーの洞窟を目指してフランス南西部をまわっていました。明日の朝はラスコーへという日に行ったSarlatは、内陸部なのでとにかく暑かった。泊った宿はサルラの旧市街から車で5分のところにある、丘の上のシャンブル・ドット、民宿かな?
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とにかく、草花がたくさん咲いていて、緑がとっても豊か。宿の入口も、どこかな?と探して入ります。
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宿には、東京に残してきたくうちゃんとそっくりの猫がいました。
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翌朝は、9時には車で20分のモンティニャックまでラスコーのチケットを買いに行くため、早めの朝食を用意してくださいました。もちろん外のテラスで。
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        焼きたてのクロアッサンが、と~ってもおいしいかったですよ。
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by yumiyane | 2007-08-14 21:49 | France | Trackback | Comments(2)
2007年 07月 12日

Albiというところ

フランス南西部、Toulouseの北東、車で1時間くらいのところにアルビがあります。画家のロートレックが生まれた町として知られています。お天気も良かったけど、なんて美しい町なの!どうしたらこんなにきれいな町が造れるの?
ということで、ロートレック美術館の庭からみた写真4つ。
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上の写真の中央に見える通路が、下の写真
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葡萄の木が棚を作って、そこにバッカスのような像が
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美術館の隣にある、サント・セシル大聖堂もローズピンクで、Albiの町は明るい。
けれど、ロートレックの絵は、、

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by yumiyane | 2007-07-12 22:12 | France | Trackback | Comments(2)
2007年 07月 09日

ブラントゥーム(Brantôme)というところ

フランスのボルドーの北東100Kmくらいのところに、ブラントゥームという小さな町があります。その町を見つけたのは、ルレ・エ・シャトーのホテルグループのサイトからでした。
ヨーロッパの旅では、必ず一箇所は4ツ星のホテルに泊ることにしているので、昨年のフランス南西部の旅でもその為のホテルを探していて、ここMoulin de l'Abbayeに行き着きました。写真中央はホテルのレストラン、右のつたが絡んでいるのは本館です。私たちが泊ったのは別館でしたが、エアコンがあったので、そちらの方で助かりました。
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ブラントゥームは、修道院を中心に出来た町です。修道院は夜にはライトアップされました。背後には遺跡のある洞窟があり、たくさんの水が湧く源泉もあって、豊かな川に囲まれた美しい町です。
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橋もライトアップされ、水面に映えて美しい。写真は一緒に行ったSaeco撮。

by yumiyane | 2007-07-09 22:36 | France | Trackback | Comments(0)
2007年 07月 02日

Najacというところ

昨年の7月にフランスは南西部あたりに行きました。
トゥールーズから車を借りて、カルカッソンヌへ、そのあとアルビを訪ねました。旅程を作っているときに、アルビから北に50キロあたりに宿が取れると、次の日のドライブが楽だからと、ロッジ・ド・フランスで探したのが、Belle Rive でした。http://www.lebellerive.com/

写真はそこの朝食のクロワッサンをほおばっているところです。
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レストランのテラスは、夜満席でした。近隣の宿に泊まって食事だけに来る人もたくさんいました。


Najacは思いがけずいいところでした。宿の前には川が流れ、谷の上の丘には城跡が。
写真は、朝、霧に浮かぶ城跡、部屋の窓からの眺めです。
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下の写真はだんだん霧がはれていくところです。
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夜のライトアップも必見。
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ガイドブックにはなかなか載っていないのですが、車の旅にはお勧めのところです。

by yumiyane | 2007-07-02 17:07 | France | Trackback | Comments(0)