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2016年 04月 27日

すじ編み畝編みのバッグ ~ 佐田というところ

本屋さんでちらっと見て、面白い編み方だなと思って編んでみました。
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紐はもう少し長くしたほうが良かったかな。あまり糸で二日で編めました。
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いろいろ工夫して、もう少し大きいのとか小さいのとか作れそうです。
かぎ針編み バッグ で画像をネットで探すのだけれど出て来ません。
今度本を見つけたらまた紹介しますね。


まだ東京に居たころ、大先輩の河内さんが小さな冊子を持って私のところにやってきました。
yumiyaneさん、出雲に帰ったら 佐田というところの図書館にこういういい人が居るから会いに行きなさい
というメッセージをいただきました。
これはコマンド?
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佐田というところは、このブログでも何度か紹介しているところです。

須佐神社のあるところです・・・東京から来た友達を連れて何度か行きました
ゆかり館という温泉のあるところです・・・これも何度か温泉につかりに行きました
吉栗の郷があるところです・・・メリーさんの羊 という羊の毛を刈って紡いでセーターを編んでいる方々がいらっしゃいます
途中に立久恵峡があるところです・・・子供のころはここによくお弁当を持って行きました、大好きなところです

この小さな冊子を、いつか帰ったら訪ねようと引っ越しの荷物の中に入れていたのですね。数日前までこのことをすっかり忘れていましたが、何故かひょっこり現れてきました。折しも秋の小さなニット展で童話で遊ぶニットを考えていたところだったから、タイミングってこういうことだなって思いました。

出雲市立佐田図書館は、佐田町役場の二階にありました。
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冊子にお名前のあった大谷直美さんは、今は出雲市立佐田図書館の館長さんなのです。
訪ねたのは午後3時を回っていましたが、丁度いらっしゃいました。何かとてもいい波長が流れている空間、
大谷さんのメガネに適った数々の絵本が並んでいました。
今はこちらの方が忙しい と言われた名刺の後ろ側にある肩書は
読み聞かせボランティア さくらんぼ 代表  というものでした。
絵本作家のあべ弘士さんを招いて、子供たちとのコラボの壁一面に制作された動物たちの絵がいい感じです。
また、北海道から旭山動物園の副園長さんを招いて講演をしてもらったりしたこともあるそうです。招かれた方々はこの山中の静かな町にどんな印象を持たれたのかな?

図書館のある町役場から車で数分のところにあるパン屋さんに行きました。
先日あるイベントで買ったパンが美味しくて、それがこの佐田町のさらに奥に行ったところにあると聞いたからです。
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10年前に開店した、というカウベルというパン屋さん。私はこの日が初めてでしたが、近くに流れる小川のせせらぎの音も心地よいし、植わっているモミの木もどっしりと根付いていて、庭の紫色の花も落ち着いていて、私はここがすっかり気に入ってしまいました。
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裏手の丘には牛舎があって、150頭くらいの乳牛がお食事の真っ最中でした。
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カウベルで飲んだカフェオレが美味しくて、ミルクはもちろんこの牧場のものでした。
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友達は なんもないとこだよ って言うけれど、佐田町ってすごくいいところですよ~。
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まだまだ何かありそうな気がする。



九州の熊本・大分の地震で傷つかれた方々が、落ち着いた生活に早く戻れますように。私も自分に出来ることから、少しでも。そして友達の友達から手の届くところから始めましょう。
行政の長は、どんどんリーダーシップを発揮してことを進めていって頂きたいものです。

by yumiyane | 2016-04-27 00:19 | にっと(knit) | Trackback | Comments(14)
2014年 06月 03日

吉栗の郷(よしぐりのさと)というところ~メリーさんの羊がいる

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出雲市の中心部から、立久恵峡を目指してそれからまだ少し先
左に曲がると須佐神社方面の信号を右に曲がって、5kmくらい行ったところに小さな黄色い看板があって
川を渡って、また小さな黄色い目印を行くと吉栗の郷がありました。
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この日は、そこで飼っている羊の毛を刈るイベントがある、ということで行って見ることにしました。
原毛から糸をつむぐことも出来るということでしたので。
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一般の人も参加することが出来たようですが、やはり慣れてないと羊が可哀そうです。
長引くと羊も疲れます。このときも もうやだよう~!と暴れはじめました。そうすると飼っている方が子供をあやすように羊を優しく抱いて、ぽんぽんと。
やはり慣れない人は見学するだけのほうが安心ですね。

羊は、田んぼの畔の雑草を食べるお仕事のために飼われているのだそうです。稲は食べないんだそうですよ、お利口。

さて、その刈り取った毛は洗うのが大変、原毛にするのが大変、で紡いで糸にして売る、または編んで製品にして売る、などとても割に合わないことなんだと係りの方が話してくださいました。
でも、糸の感触とか色とかは得難いものがあって、少々高くても風合いが好きな人が求めていくそうです。
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実は、編み物教室の生徒さんのひとりが、この糸を使ってここで売る商品を作っていらしたことが分かり、このイベントのことを知りました。

今回は紡ぐイベントはやっていませんでしたが、糸車を電気仕掛け(電池?)にして糸を紡いでいる方がパフォーマンスしていらっしゃいました。
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わたなべさんという方でした。
定年退職後Uターンして、この吉栗の郷からさらに山の方で暮らしていらっしゃるそうです。
紡いだ糸を使って織物にして、マフラーやテーブルセンターにして。

もっと色々お話を伺いたかったのですが、イベントが終了して、この会場も撤収。
9月にはこの日刈った毛を洗って原毛にしたものを紡ぐイベントもあるようです。そのときにまたお会いしましょう。
こんなところにこんないい所があったなんて。そこは山の中だけどすごく陽の当たる明るい村でした。
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自然の中には秘められたエネルギーが有り余るほどあって、それは必要とされるときにだけ、少しづつ提供されるものじゃないかって、この晴れた汗ばむ日ここに立って感じました。
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そんな風に感じることが、出雲に帰ってからよくあります。

有り余るエネルギーをただ消費するだけの都会では、どれだけ使えば気が済むのか人間! と虚しく思いました。トイレのドアを開けたら自動的に開く便座カバーにどういう意味があるのか?昼間の外の明るさよりも明るくする必要があるのか地下鉄の構内。夜なのに鳥が飛べるほどの明るい都会の町の灯り。
NHKの「エネルギーの奔流」という番組を観て絶望的な気がしました。人口12億のインドの人たちがみんなテレビを観てエアコンを使い始めたら。世界のエネルギーは誰がどうやってそれに必要なだけのエネルギーが供給できるのか? アフリカの人たちがみんなエアコンを使い始めたらどうなるの?
アフリカほど暑くない国の日本の人が、すでに殆どの人が使っているエアコン。アフリカの人に使ってはいけないと誰が言えるのでしょう。
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冬は寒いもので、夏は暑いものなんだよ。夜は暗いものだし、だから太陽と共に起きて太陽と共に寝る。
今や、人間の好奇心と向上心は、生活を自然と共に暮らすことに変えるための知恵を絞ることに使っていくべしだとひしひしと感じました。


吉栗の郷 ~ もっと探検したいところです。

by yumiyane | 2014-06-03 23:07 | 町(town) | Trackback | Comments(11)
2013年 12月 02日

出雲 の 蕎麦

日本の三大そば というのがあるそうです。

わんこそば
戸隠そば
それに
出雲そば 

まちじゅう観光地 担い手養成講座 というのを受けました。
1日目:出雲大社の歴史と文化・・・公益法人いづも財団事務局次長山﨑裕二氏
2日目:出雲神話~古事記、日本書紀、風土記~・・・NPO法人出雲学研究所理事長藤岡大拙氏
3日目:木綿街道の歴史と食文化・・・木綿街道振興会事務局長平井敦子氏
4日目:出雲地方の伝統的な食文化である「出雲そば」の歴史と特徴・・・出雲そばりえの会会長小村晃一氏
5日目:出雲の地域資源を活用した魅力ある観光地づくり・・・まちづくり観光研究所主任研究員門脇修二氏
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どの講座も面白かった!
こんな面白い話をタダで聞けてほんとに良かった!
藤岡先生のお話は、もっと続けて聞きたいと思いましたし、平井女史の町おこしパワーには頭が下がる思い。
そばりえの小村さんの作られるそばの出汁は買いたい!と(そこですか!?と怒られそう)。

今日はその蕎麦のこと。
小村さんは趣味の世界で出雲そばりえの会長をなさっている、根っからの蕎麦好き。出雲地方の蕎麦屋を食べ尽くし、そばを研究し、例えば下のような分類をしています。
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ふむふむ

私の食した蕎麦についての感想もまんざら間違っていなかったと、匂いに頼らない自分の舌に少し自信を持ちました。
例えば、
出雲市本町にある羽根屋。ここは最近の旅ガイドに載ったらしく、非常に多くの客が押し寄せています。
私がいつも食べるのは割ご2段の定食850円。
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以前に比べて蕎麦が白くなっている。観光客を意識してか、都会の味が少ししてきたのです。
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丸抜き(皮が全部むいてある)に近いんだな。
でも、このしじみの味噌汁は お い し い



出雲を訪ねて来てくれた友達を連れて、最近立て続けに行く佐田町のすさのお館の食堂のわりご。
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最初はおつゆが黒くって少しとろってしてるので、じぇっ!っと思いましたが
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これがなかなかいけます。お店のふたりのおばさんもいい味出していますし。

別の日のすさのお館、炊き込みご飯が山盛りに。ひとつを二人で食べようとしていました。
お も い や り の大もり。
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須佐神社、天照社をまわってパワーをもらったあと、テラスで気持ちのいい風に吹かれながら、また波打つガラス越しに紅葉した須佐神社を眺めながらいただく蕎麦の味は、佐田町まで車を飛ばして来てでも食べる価値のある蕎麦だと、私の中では得点は高いです。

父と母のお墓に参ったあと、亀嵩の道の駅で買い物をするともらえる入浴券を持って、玉峰山荘の風呂(紅葉した山々を眺めながら入る露天風呂はサイコ―)に入り、そこから峠を越えて行く横田という町、そこにある蕎麦屋はどこもなかなかのものらしいです。
私が行ったのは 一風庵
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確かに。
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噛みごたえがあるけど、いわゆる田舎蕎麦みたいにぼそぼそしてない弾力。
出汁の味も甘さがほどほどで上質感あります。


東京から来た友達が、出雲の味は少し甘口、と声を揃えて。
確かに、
木綿街道(平田町)の観光案内所(のようなところ)にある食堂の蕎麦、手打ちのわりご、700円。
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蕎麦はおいしいのに出汁が少し甘い! 出雲出身の私にも甘い。もう少し抑えたほうが観光客には受けると思いますよ。


4日目の講座、そば打ち体験。
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出汁なしでもおいしかった! 小村さん特製の出汁を入れるともっとおいしかった!
自分でも打てると思わせていただいたし、帰りのスーパーで危うくそば粉を買いそうになったし、、、。

大社町にはほんとの出雲そばを提供する蕎麦屋は少ないです。
出雲大社を訪れる観光客のみなさんが、こんなもんか、と思って帰られるのがたまらなくくやしい!と小村さんがおっしゃいます。
私もこないだ、バスツアーで来た友達の集合時間までに、おいしい蕎麦を食べさせてあげることができなかったんだ~。

おいしい出雲そば、私ももっと探究しますよ!



おまけに
友達のご主人が、手打ち蕎麦をふるまってくれました。
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何割だったんだろう、おいしかったですよ。
やっぱり打ってみようかな。
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友達の手料理も添えられて、大好きなおうちごはん。涙腺もゆるみます。

by yumiyane | 2013-12-02 23:32 | おいしいもの(foods) | Trackback | Comments(18)
2013年 09月 25日

須佐というところ つづき

5月の終わりに出雲に越してきたばかりのころ、友人が 重たいお米の袋を運んで来てくれました。
引っ越しの荷物の中にはお米がなかったので、これは有難いプレゼントでした。

その友人は、いつも新米の時期に1年分くらいの玄米をまとめて買って、自宅にお米専用の冷蔵庫があり、必要に応じて精米するんだそうです。
購入先は須佐。

別の友人は、稗原(ひえばら)という、須佐からもう少し東にあるやはり山間部のお米を玄米でまとめ買いしています。
お米って、平野で採れるものがいいのかと思ったけど、新潟でおいしい「こしひかり」を作る山古志村も山間部。考えたら須佐も稗原も山古志と同じような地形をしています。
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はでば
出雲地方で、刈り取った稲を干す場所のことです。

先日、手で刈られていた方に聞いてみました。
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機会を積んだ車が稲を刈り、モミだけ取って稲は刻んで畑に戻す、そして畑の栄養分になるのだそうです。
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この車で収穫されたモミは、機械で乾燥されます。
昔のように、はでばで稲を干してモミを収穫するのと、機械で乾燥させるのとどちらがおいしいお米になるかは分からない、だけど人手が少なくなった今、機械に頼らざるを得ないのが現実、とおっしゃっていました。
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須佐の丘に干された稲を見て、私はやっぱりここのお米を食べたい! と強く思うのは仕方ないことですよね。
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この日、燦々と輝く太陽の光を受けて、稲のモミはさらにその実を豊かにしたに違いない、と感じました。
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出雲でおいしいお米は、「仁多米」だけじゃないんですね。
有名になった仁多米も、奥出雲の山間部です。

by yumiyane | 2013-09-25 00:43 | ごはんを食べよう(rice) | Trackback | Comments(16)
2013年 09月 24日

須佐 というところ

須佐 と聞いて スサノオノミコト と来たあなた、 相当古事記に強い方。

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怒涛の二日間は、東京からの編み物の生徒さんを出雲えん結び空港に迎えに行った、金曜日の朝から始まりました。

何故か二日目から始まりますが、午前中に 須佐(すさ)巡りをすることになりました。
ここには
須佐神社
天照神社
ゆかり館(温泉)
があります。
そして途中には、立久恵峡(たちくえきょう)という景勝地もあるのです。

では、まず須佐神社から。

スサノオノミコト といえば イザナギとイザナミの間に出来た三人の子供の末っ子で、天照の弟にあたります。
八岐大蛇伝説で、人民を苦しめていたやまたのおろちを退治して、しっぽから草薙の剣を取り出した人でもあります。
この人の子孫に、出雲大社に祀られている大国主命が出てくるわけです。

そのスサノオが祀られているのがこの須佐神社なのですが、実に質素。
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しかし、その社(やしろ)は大社造りで、それなりに立派ですが、出雲大社に比べるとかなり質素。
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境内には樹齢1,300年と推定されるご神木。1,300年と言えば、今年が古事記編纂1,300年というから、古事記と同い年の杉ということになります。
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カメもいました。
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これについては注釈を見ませんでしたが、こちらは万年単位でしょうか。

須佐神社に輪をかけて質素なのが 天照神社 です。
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鬱蒼とした森に清流の音が聞こえて
なんかいい感じなのです。
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須佐神社は、スサノオの終焉の地ということらしい。
西日本を股にかけ、いたずらっこで暴れまわった男子の社は、ひっそりと静かにありました。


つづく

by yumiyane | 2013-09-24 00:29 | 出雲(home town) | Trackback | Comments(8)