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2015年 11月 28日

Carraraの大理石 ~イタリア旅つづいています

明日はポルトベーネレ と書きましたが、昨日WOWOWで「ヴァチカン美術館 天国への入口」を観て、大理石の彫刻に感動したので、先にカッラーラの大理石についてレポートします。
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KazukoさんのB&B・ArsApuaから正面に見える山が大理石の山です。目を凝らして見ると、石切り場にかかる橋も見えました。
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古代ギリシャの彫刻群がどこの石を使っていたのかは分かりませんが、ミケランジェロ・ブオナロッティはここカッラーラの大理石を使っていたそうです。

そのころは石を切り出すのにも大変な思いをしていたと、麓の町コロンナータの教会の前に当時の様子が大理石に表されています。
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コロンナータの町には小さな教会がありますが、さすが大理石がふんだんに使ってありましたよ。
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大きなトラックーベンツのトラックを初めて見ましたが―が何台も白い粉をまき散らして行き交っています。
ヴァチカンのサンピエトロ大聖堂に行くと、どこからこれだけの大理石を持ってきたのか!?と見る者を圧倒する色とりどりの大理石で埋め尽くされています。
ローマの町の中にもたくさんの彫像が並んでいるし、いったいどれだけの石を切り出したのでしょう。
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あのトンネルに入って行きます。
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こんなトンネルを平気で走り回るKazukoさん、凄い!
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話では、石を切り出して、切り出して、どんどん穴を掘って行くと突然崩れるんだそうです。そうするとそこはそれ以上は入ってはいけない!と山が言っているので止めるんだそうです。
このごろはホテルだのなんだのと、大理石の需要は尽きることなく、アラブの大富豪も買っていくそうです。
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街へ降りる道の途中にお土産物屋さんがありました。
大理石は、やはり美しいです。
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私はテーブルの上で使う小さな小さなまな板をひとつ買いました。
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日本にも大谷石とか、出雲の近くには来待ストーンとかやはり石切り場があります。来待ストーンは今はもう切り出していなくて、跡地がミュージアムになっています。大谷石は最近また新しい採石場が作られたようです。
日本でも石の需要はこれから増えるでしょうからね。
そういえば、カッラーラの駅で日本人の男性に声を掛けられました。石を切る機械を売りに来て、石を買って帰るのだそうです。

カッラーラの町にも聖堂があって、全面大理石で造られていました。丁度オルガンを弾いている方がいて、石の反響が美しく響いていましたよ。
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神様が、もうその辺でやめとけよ、って言われるまできっと何台ものトラックが運びだし、美しく削られた滑らかな彫像や、美しく磨かれた床や壁になって、私たちの目を心を楽しませてくれるのでしょう。

by yumiyane | 2015-11-28 00:36 | Italy | Trackback | Comments(4)
2015年 11月 22日

Carrara というところ~イタリア旅のつづきです

今思えば、9月にイタリアの旅が出来たのは、幸運だったなあと思います。
今のヨーロッパのアメリカの不穏な状況を見ると、もうしばらくは動けません。
空爆をするからテロが起きるのか、テロがあるから空爆をするのか。あのなんとかステートの激しい行動の原点がどこにあるのか、何を読んでも分かりません。
9月27日、フランスがシリアへの空爆を始めたころ、そんなこととはつゆ知らず、私は楽しくイタリアはカッラーラへの旅を続けていました。

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CarraraのKazukoさんと、ブログで初めてコメントを交わしたのは2011年の1月のこと。それからカッラーラというところに興味が湧いて来て、去年の4月に出雲にいらして頂いてからはいつ行く?というレベルに達し、今回の訪問が実現しました。
Googleの地図でイタリアに飛んで、トスカーナの西の海岸あたりに近づいて見てみると、山が白くなっていることに気が付きます。雲ではない、雪でもない! では何?
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答えは:大理石です。大理石の山なのです。
そして ↑ の☆じるしのところにKazukoさんのArsApuaがあるのです。
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カッラーラで一番の眺めのいい場所です。

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私たちが到着した日、ワイン造りのための葡萄の収穫が行われたところでした。
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私たちも手伝いましたよ。
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詳しいことは分からないのですが、先日のコメントでもこのワインが順調に熟成が進んでいるという数字が出ているそうです。2015年のArsApuaのワインを飲むことを楽しみにしています。
今後はもっと葡萄畑を広げて、おいしいワイン造りを極めていくそうですよ、楽しみだわ!!
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ArusApuaには、リンダとジジという猫ちゃんがいて、くうちゃんのこと思い出して羨ましかった。
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シッターさんに預けて旅に出ていたけど、くうちゃん寂しかったんだろうなってまたぐすん。

朝から大忙しのKazukoさん、収穫の合間に駅まで迎えに来ていただいて有難うございました。
そして、お夕飯まで。手長海老のパスタの作り方も教わって、おしゃべりしながらのディナーはとっても美味しかった。私たちが部屋に引き上げたあとも一人でワインを空けたとは、どれだけエネルギッシュなんでしょう!
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こうしてカッラーラの初日は暮れて行きました。
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明日はポルトベーネレに行きます。

by yumiyane | 2015-11-22 01:38 | Italy | Trackback | Comments(6)
2015年 11月 14日

Firenzeに行きました~イタリア旅のつづきです

初めてFirenzeに行ったのは、初めての海外旅行のとき、1988年でした。27年前です。
その旅はルネッサンスを訪ねる旅と称して、ローマ~フィレンツェ~ベネチア~ミラノ、そして列車に乗ってパリまで。一緒に旅した姉の具合が悪くてホテルで休んでいたので、フィレンツェは一人で歩き回りました。アカデミア美術館とかサンマルコ修道院とか観たのかな。ホテルはシニョーリア広場の角を曲がったところで、名前もシニョーリアが付いてた気がします。覚えているのは美味しいレストランに行ったこと。白いいのししという名前のところ、あのときは美味しかったのに、2度目に行ったときはそれほどでもなかった。最近は味が落ちたと聞きました。もう一か所美味しいレストランがありましたが、名前も場所も全く思い出せない、残念です。ディナーでフルコースを期待されましたが、二人でひとつのステーキを注文したら、しょうがねえなあ って。
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二度目に行ったのは大学時代の友人と二人旅。やはりローマから入ってアッシジ~フィレンツェ、ベネチアに行ってミラノから帰国しました。いろんな記憶が断片的なのだけれど、泊まったホテルは駅の近くのホテルロンバルディア。あのころは安くて1泊5,000円でした。聖堂にも近くてお買い物にも良かったのだけれど通りの車の音がちょっとうるさかった。今は一般車は乗り入れられない区域です。

三度目のFirenzeは、二度目の旅のベネチアからミラノまでの列車の中で知り合ったアメリカ人夫婦との旅。
え~? って思われるかもしれないけど、ほんとの話です。
1995年に行ったイタリアの旅で知り合った方は他にもいらして、アッシジからフィレンツェの列車で知り合った日本人女性とは、東京で何度もお会いして、今も年賀状のやりとりが続いています。
アメリカ人夫婦とはサンディとトニーのこと、このブログにも何度も登場しています。今はChesapeakBeachに住んでいて、タグにあるのでご覧になってください。
その彼らとイタリア旅行をすることになりました。待ち合わせたのはコモ湖のほとりにあるホテルマルコス。そこから列車に乗ってペーザロまで行き、バスでウルビーノへ。そこに1泊してからフィレンツェまで汽車に乗って。フィレンツェに2泊してそこで彼らと分かれました。そのときの宿については今でも一緒に行った友人と笑ってしまう思い出の宿。サンディが予約していたのだけど、ナチョナーレ通りにあって(確か)彼女が選んだ無駄のない合理的な宿でした、笑。
泊まった宿でそれぞれの旅を思い出しますね。

ということは、今回は4度目のFirenzeということでしょうか。ここでは1泊、宿はフローレンスルームB&B。フィレンツェということや、駅のすぐ近くということもあってか今回の旅で一番高かった宿。高いといっても二人でE130でしたが。旅にアクシデントはつきもの。

Firenzeのお楽しみはtammyさんに会うことでした。ホテルまで迎えに来てもらって、フィレンツェ初めての友人のためにまずドゥオモあたりを散策して、シニョーリア広場でお茶をしました。
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そのあと、ピッティ宮の前まで散策してジェラートが食べたくなって、イタリアのジェラートは美味しいからね。
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いろいろおしゃべりをしているうちに陽が傾いたので夜ごはんの予約をしようとtammyさんが電話をかけ始めましたが、5件ふられました。焦るtammyさん。それこそレストランはたくさんあるけれど、連れて行きたかった!というお店にことごとく満席と断られたのです。金曜日の夜だから、もっと早く電話しておけばよかったと焦るtammyさん。でも駅の向こう側の美味しいお魚料理のお店に連れて行ってくれました。有難う!
そしてホテルまで送ってくれて、何故かと言うと、フィレンツェの宿はB&B。鍵が四つ。入口の門の鍵、建物に入るための鍵、ホテルのフロアーの鍵、そして自分たちの部屋の鍵。これはローマの二つのB&Bも同じでした。
建物の入り口のカギはちょっとコツが必要。tammyさんは難なく開けてくれました。じゃあ、また明日も来るわね、とお別れして4階に上がり、ホテルの入口の鍵を開けようとしたのだけど開きません。変だわ、カギ穴が違うみたい、ガチャガチャ。中からうるさいわねえ!!!っとおばあさん。すみませんでしたあ!!!
時間で消えるライトのため、暗い階段を駆け下りてtammyさんに電話。まだその辺にいたら戻って来て~!
・・・・フロアーが違っていたんですねえ。3階でした、何故4階と思ったのかは今でも謎です。・・・アクシデントじゃなくてハプニング?

次の日もtammyさんにアテンドしていただいて、Firenzeを楽しみました。
中央市場
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ここで買ったトスカーナの生ハムが美味しかったこと。3つ真空パックにしてもらって、次のカッラーラでひとつを食べ、ひとつは息子へのお土産、もうひとつは会社の女史に。もっと買ってくれば良かったあ。

お昼過ぎにはサンタマリアノベッラ駅からカッラーラへ向かう日。前日夜断られたレストランに連れて行ってもらえることになりました。その前にバスでミケランジェロ広場へ。
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フィレンツェというとここからの眺め、という場所です。ここに来たのは初めてだったので、飽くことなく眺めていたかった。でも急がないとカッラーラ行きの電車に乗り遅れますよ!
ってことでランチのレストランへ急ぎます。
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ふわふわのポルチーニも柔らかいけど味のある仔牛肉も、まだ食べてなかったパスタもデザートのプリンもどれも申し分ない美味しさ。ガイドブックに載ってない少し街からはずれたところにある知る人ぞ知るレストラン。名前は分かりません。でも次回きっと行ける。場所が分かったから。
このお店への道、前に通ったことがある錯覚をずっと感じてました。知ってるここ、前に通ったことある、そんな錯覚。だって来たことないもの。だけど歩いたこの道歩いたよ、っとしばらく不思議な感覚でした。なんだろ?!
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9月25日の14時40分に着いて次の日の13時53分発に乗ったから、24時間居なかったFirenzeでしたが、いろんなところに行ってたくさん食べて飲んで歩いて、お話もいっぱい出来たし、なんて充実した一日だったでしょう。美術館には行かなかったけど、街中が博物館みたいなところだからね、なんて友人をごまかして。
でもほんとにいい日でした。tammyさん、有難うございました。

by yumiyane | 2015-11-14 02:17 | Italy | Trackback | Comments(6)
2015年 11月 02日

実りのニット ~ にっと&かふぇと仲間たち展 終わりました

ニット展はお天気にも恵まれて、たくさんのお客様に見て頂くことが出来ました。
場所は、自宅の近くにある「くるみ市」という食のセレクトショップ、その敷地内にある温室のようなスペース。
葡萄の枝が天井を埋めつくしています。

写真を見てもらおうかな
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初日、10時少し前にお客様が続々と見えて、あわてて写真を撮ったところです。
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作品はこの1年くらいのうちに制作したもの。
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色やデザインや、それぞれの個性が出ていて、とっても見ごたえのある作品たちです。
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去年使ったモミの木、お友達が育ててくれて大きくなっていました。
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ワークショップをやっていたら、編みたくなってきていつの間にかお教室になっています。
生徒さんは20代から70代まで様々だし、クラスが違うと普段はなかなか会わない方々ですが、編むっていう共通項でみなさんすぐお友達になられました。
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お片づけに残ってくれた生徒さんと記念撮影
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コーヒーと紅茶、それに差し入れてくださったあれこれで、さっそく打ち上げ。

それにしてもこの方たち よく気が付くし、よく働くし。
みんなのおかげでとてもいいニット展になりました。
お疲れさま、そして心からありがとう。

by yumiyane | 2015-11-02 00:58 | にっと(knit) | Trackback | Comments(18)