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2012年 05月 31日

出雲市というところ

古事記に書かれている出雲、その中心となる場所が出雲市です。
かつての出雲市と、斐伊川を渡った簸川郡、それに北山山脈の麓にあった平田市を合併して今の出雲市があります。
合併のため人口は17万人になっていますが、元来の出雲市は8万人、それも減少傾向にあるそうです。

今回の帰省は土曜日から2泊。
月曜日の午前中、出雲市役所に行ってみました。

JR出雲市駅からまっすぐ北に伸びる道を10分ほど歩くと左手に市役所はあります。
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なんだかすっきりした風景だな、と思ったら、電信柱がないのですね。


歩く、ということはいいことです。
土曜日の夕方、空港からタクシーに乗って着いた同窓会の行われた旅館・笠家
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に行くときは全然分からなかったけど、歩道には「神話の国 出雲」を表す小ぶりなモニュメント
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がありました。
これは、大国主命オオクニヌシノミコトがさめに皮を剥がれたうさぎを助ける
因幡のしろうさぎ のお話ですね。
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古事記に書かれる出雲の主役、スサノオノミコトは、姉である天照大神とのいざこざで高天原を追い出され、出雲に移り住みました。
そこで八岐大蛇を退治して、クシナダヒメを手に入れます。
「八雲立つ 出雲八重垣 妻籠みに 八重垣作るその八重垣を」 を詠みました。

その二人の子が大国主命です。

オオナムチとスセリヒメの像。
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オオナムチとは大国主命の若い頃の名前で、スセリヒメとは彼の奥様になった人です。
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出雲大社はこの大国主命が祀られています。
そして今年は、古事記編纂1300年。
60年に1度の遷宮のため、修復工事が進められているようです。
夏には檜皮葺きの新しい大屋根になり、また美しい姿をみせてくれるのでしょうね。
個人的には、年月が経って、少し変色したくらいの味わいが好きなんですけど。


市役所に着きました。新しい!
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1階にはカフェも出来ていましたね。中原淳一展のポスターが見えました。
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5階に用がありました。
3階あたりに中庭があって、どこの階も窓が開くようになっていて、気持ちのいい風が流れていました。
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通路や階段には、必ずこの手すりがあって
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この手すりは木で覆われていて、握ってみるとその感触に惹かれました。
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用が終わって、外に出ました。
迎えに来てくれるはずの友人を待ちながら、少し町を歩いてみました。


町の中心を流れる高瀬川は、この方
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大梶七兵衛さんによって作られた水路です。

この川に沿って東に向かって歩いて行くと、私が生まれた辺りに行きつきます。
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ここにはかつて市営グラウンドがありました。
生まれた家の二階からは試合を観戦することが出来ました。
いつかプロ野球のチームが遠征試合に来た時は、カーテンを閉めなければなりませんでした。

そのマウンドだったところに、今は楠木が植わっていて、この公園をくすのき公園というのです。
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眩しい初夏の光の中で、
くらくらするような 
思い出の渦が舞い上がりました。

by yumiyane | 2012-05-31 23:41 | 出雲(home town) | Trackback | Comments(10)
2012年 05月 30日

焚火小屋に行きました

亀嵩から出雲に帰る途中に焚火小屋があります。

焚火小屋の管理人さん
は、5月の半ば過ぎから東北に被災地支援にお出かけでした。
今回はお会い出来ないとあきらめていましたが、戻ってきました、とご連絡をいただいたので、亀嵩からの帰りに訪れました。
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管理人さんは、東日本大震災が起こる少し前からロケットストーブの研究に取りかかっていました。
煉瓦で作ったロケットストーブを見聞きして、日本なら瓦だと、焚火小屋の真ん中には瓦のストーブが鎮座しています。

ロケットストーブって不思議です。
ペール缶の横に開けた穴にエル字の煙突を付けて燃焼させるのですが、上から入れた薪の焔は、煙突の風の流れに引きこまれて、下に燃えるのです。
完全燃焼した薪のエネルギーは、殆ど煙を出さずに上に置かれた手製のノブフェン窯に熱を集め、オーブンのようにあっというまにおいしいパンを焼くのです。
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管理人さんは、このパンを500円で売って、その収益金を被災地支援にあてていらっしゃいます。
花一輪のシアワセのhanaさんが、そのパンを売る係り。
彼女は、私の生まれた今は無き実家の近くにお勤めで、そのことがブログを通して分かり、お友達になりました。
毎日管理人さんが焼かれたパンを、お仕事が終わってから車で焚火小屋を訪れ、籠に入れて持ち帰りご希望の方に売っていくのだそうです。
近ければ毎週でも買いたい。

このパンのおいしさは保証します。
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管理人さんには、私のこれからの生き方の相談をしました。

この歳になっても、これからの生き方を悩めるって贅沢でしょ。

by yumiyane | 2012-05-30 00:44 | friends | Trackback | Comments(10)
2012年 05月 28日

お墓参りに行きました

中学3年のときの担任の先生が、喜寿のお祝いなので、みんなで集まりたい!という同窓生からの電話。
そうねえ、
5月の最終週末なら帰れるかもしれない、と返事をしたので、お墓参りを兼ねて帰省しました。


同窓会のあくる日、お墓参りに行きました。


いい季節でした。
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新緑が美しく、ふるさとの斐伊川の水がとてもとてもきれいに流れていました。
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いとこ夫婦と、その次男の家族が去年の春にUターンしてきて、山の中の静かな生活を心から楽しんでいるように見えました。
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楽しみにしていた煮しめも作ってあって、豊な昼餉に大満足です。
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久しぶりに都会からやってきたおばさんをどうやってもてなそうかと、ちょっと反抗期の入り口にいる男の子も、素直にお手伝いしてくれます。


お墓にこども の図は、自分たちの小さい頃を思い出してなんだか嬉しい。
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春と秋のお彼岸には、いつも家族でここにお参りに来たものです。
知らない人のお墓だと思っていたけど、こにあるお墓はみんな私たちのご先祖さまのものなのだと、随分後になって分かったものです。


お墓はいつもそこにあって、父と母が待っていてくれる気がします。

今年もお墓参りに行けない私のファミリーのために、父と母の入っているお墓の写真を届けます。
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by yumiyane | 2012-05-28 23:30 | family | Trackback | Comments(22)
2012年 05月 24日

電気代のはてな

東京電力が昨日、経産省に申請している家庭向け電気料金の、値上げの影響について試算したものを公表したそうです。
それによると契約アンペアによって値上げの率が変わり、最も契約数の多い30アンペアの場合月の値上げ額が平均で6.1%、341円の値上げになるんだそうです。

うちはどうなんだろう?とまず思います。
調べたところ20アンペアでした。平均より低いのです。
そうすると値上げ率は平均で5%、181円。

コンセントをはずしたり、パソコンの明るさを調整したり、便座の保温スイッチを切ったりして節約した分、値上がってしまいます。
勿論、節電しているのは節約のためだけではなく、原発を動かして欲しくないから、自分に出来ることをやっている訳です。

この電気代についてのはてな?

なんだろう、これ?いったいどうなってるの?

5/24東京新聞 競争ない家庭向け 割高 企業優遇 なぜ?

全国の電力会社十社の収益の仕組みが23日の経産省の審議会で公表され、家庭など小口向けで電気事業の七割を稼いでいる実態がはっきりした。電力販売量の六割を占める企業向けは利益の三割程度。企業向けが優遇され過ぎだとの疑念がわいてくるが、、、。
そのあとはQ&Aで書かれていました。要約すると

7月から家庭向け料金の値上げを申請した東京電力は利益の9割を家庭向けで稼いでいた。
企業は発電した電気を高圧のまま届けるが、家庭向けには電圧を下げて届けるための設備が必要で、その分割高になるから、、、だとか。
企業は自由化部門と呼ばれ、電力を小売りする新規参入事業者との競争もあるので値引きしている、、、、。

なに~!?

家庭向けは規制部門と呼ばれ、電力会社が販売を独占し、家庭は電気を買う先を選べない、、、。
そもそも東電の販売する電力量の6割は企業向けなのに、4割の家庭向けから9割の利益を得ている。
このからくりはなんでしょう。
大口企業は電気を買う先を選べるのに、家庭は選べない。


そもそも電気代の値上げの理由は、原発が使えなくて、化石燃料の原油が入手困難で値上がりしているから、というもの。
福島第一原発の事故による収束や賠償の負担額、賠償額だけでも二兆五千四百六十二億円。
今も廃炉にすることも出来ていない。事故収拾にどれだけのお金がかかるか、気が遠くなりそう。
そのお金はどこから出てくるのか。
私たちの負担する電気代と税金でしょう。

安全で安価と言われた原発は、どこに。

それなのに、大口企業が加わる経団連は原発の稼働を要求しています。
その理由を、原発がないと電力が不足し、企業が海外に拠点を流出させる、と言ってましたよね。
その論拠も怪しいもの。

不良債権と同じと言われている東電の始末。

福島原発事故で責任を取って役員を辞めた常務二人が、東電の子会社の社長になっていると。
あなたたちはいったい何をやっているんですか。
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ああ、まただんだん怒ってきました。

by yumiyane | 2012-05-24 23:49 | 身の回りのこと(around me) | Trackback | Comments(10)
2012年 05月 21日

私の見た日食

朝、日食のことすっかり忘れて7時半に目覚めました。

外が暗い。今日は曇りかなあ
なんて、

カーテンを開けたら、外がなんだか紫色に煙っている感じ。

あれ~妙な気象状態だなあ、
なんて、
まだ気付いていません。

ベランダに出て、いつものようにお向かいの庭を借景しよ、って顔を伸ばすと
お向かいの庭から、女主人が目になにやら付けて、こちら側の空を見つめています。


ああああああああーーーーーー!!!
忘れてた~~~

ということで、
私の見た日食。
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これはこれで、自己満足的芸術作品。

今日はみなさん、しっかりした金冠日食の写真を確保なさっていますが、
そういえば、日食になると影が面白いはず、
ということで、姉のブログに行ってみるとこんな面白い写真が


18年後にまたあるらしいから、そんとき頑張ろう。

by yumiyane | 2012-05-21 23:21 | 自然(nature) | Trackback | Comments(16)
2012年 05月 19日

幸せにしてくれるもの

今年も咲いてくれました。
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今季初のアイスバーグ。
いつもよりちょっとだけ遅かった。

そして、今年も忘れずにたくさんの蕾を付けたオリーブ。
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去年は4つ実を付けました。
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今年はどうかな?また花粉の交換しなくちゃ。

そんなことを思っているときに、
ピ~ン ポ~ン
といって、今年もおいしい季節が届きました。
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山古志村は、今年も豊作です。
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こんな大切な新鮮なものは、おいしいうちに。
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うど
コシアブラ
こごみ
蕗のとう
姫竹
また名前忘れたなんとかいう蔓

なんておいしいんだろう!
うどは、明日酢味噌で、蔓は茹でて玉子をからめるとご飯にいけます。


そんなそばで、日向ぼっこするくうちゃん。
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そして、
また学校に通い始めたので、せっせと編み始めました。
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私を幸せにしてくれるもの、
季節ごとに身の周りにたくさんあって、ひとつひとつ気付けば
有難く、嬉しい。

そしてまた
こんな写真も私を幸せにしてくれます。
仲良し喧嘩
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by yumiyane | 2012-05-19 23:49 | 身の回りのこと(around me) | Trackback | Comments(16)
2012年 05月 16日

飽食の日々

このところ、人生最大の体重値を行ったり来たり。
カロリーを気にしながら、炭水化物を控えようと努力したりするも、一向に下降線となりません。

そんな中、いつも訪問している
カッラーラのKazukoさんが、
脂肪燃焼スープダイエットを実行、1週間で3kg減なさった、という記事に釘づけ。

スケジュール調整もせず、すぐさま取りかかったのです。

先週の水曜日、自宅に戻ってさっそくその脂肪燃焼スープを作りました。
プログラムは こうです。 ← リンク貼り直しました。

第一日目:スープとフルーツのみの日
第二日目:スープと野菜のみの日
第三日目:スープとフルーツと野菜の日
第四日目:スープとバナナ、スキムミルクの日
第五日目:スープと肉とトマトの日
第六日目:スープと牛肉と野菜の日
第七日目:玄米と野菜とフルーツジュースの日

これが、出来るかもしれないと思ったのは、例えば1日目は、
バナナ以外のフルーツは何を食べても良い
とか
2日目、油を使わなければ野菜の調理法は自由
とか
3日目、スープとフルーツと野菜を好きなだけ食べても良い
とか
で、
許された項目はどれだけ食べても良い、ということなのです。お腹いっぱい食べてもいいのです。

野菜大好きな私は、これなら出来るかもしれないと始めました。

1日目OK
2日目OK
3日目OK
ここで体重が一気に1.6Kg減ったのです。

二日目の夕食
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お腹いっぱい食べても、時間が経てば空腹になります。
間食はしません。
何か食べたくなったら、キャベツの葉っぱに塩をかけて、ボリボリお煎餅みたいに食べて満足。


ところが、
4日目の土曜日、自宅に生徒さんが一人見えることになっていました。
軽食用に、玉子ときゅうりとハムのサンドイッチとスコーンを焼きました。
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スコーンは食べませんでしたよ。
ここで食べたら、2日目の空腹を耐えたのが無になります。

白状すると、サンドイッチは二つ食べてしまいました。

同じ日、夕方から編み物の友達が上海からお土産を持ってきてくれることになっていました。
私の焼いたパンが食べたい!
ということだったので、カマンベールの乗ったフォカッチャを焼きました。
これを、味見のため2×2×2cmほど口にしました。
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ああ、これはプログラムにないことだわ。
4日目はバナナを食べる日だから、少しならいいか、と自分を許しました。

そしてまた次の日曜日は母の日。
息子たちと外でランチを食べることに。。。。
5日目はスープと肉とトマトの日でした。
そこで、渋谷の東急本店の向かいにある「春秋」なら野菜が食べられる、ということで連れて行ってもらいました。
なるほど、有機野菜の食べ放題セットが付いたメニューが選べます。
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私は豚肉のローストセット850円
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息子は魚の炭火焼セット950円、食べ放題の野菜を食べ終わったところです。
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嫁はおにぎりのセットで850円でした。
お肉は一切れしか食べませんでしたが、ごはんがおいしくてついお茶碗に半分食べてしまいました。

このプログラムは、油と炭水化物を抜くようになっていました、のに。
そしてまたまた、月曜日のランチは大学時代からの友人と表参道で会う約束をしていて、
会社近くのカフェでサンドイッチを食べてしまいました。

結局、今日水曜日の朝の体重は合計1.2kgしか減っていませんでした。
プログラムに反して、炭水化物を何回か摂取してしまったのですね。

希望の体重減にはなりませんでしたが、このことで私は自分の食生活を見直すことが出来ました。
それは、
間食の多さです。

今も我が家のある器には、いろんなお菓子が入っています。お煎餅、チョコ、クッキー、飴、なんやらかんやら。
冷蔵庫にも腐るほど、、、。そしてときどき腐らせていますが。

食べ物をもっと大切に!
食事はお腹が空いたら食べること!
そして、
このプログラムを実行するにはスケジュールを選ぶこと、
が 教訓として残ったのでした。

by yumiyane | 2012-05-16 23:39 | ごはんを食べよう(rice) | Trackback | Comments(24)
2012年 05月 13日

うんてい

母の日のプレゼント


小学生になったら、途端に出来たこと。





ありがとう!
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もうひとつおまけの ババ馬鹿



隣のベンチで、パパが腕を組んで座っています。
風の音が消せなかった。

by yumiyane | 2012-05-13 11:36 | family | Trackback | Comments(14)
2012年 05月 09日

今さら

今日、ご主人がこんなものを持ってきて、
これで遊んだらど~お?


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今さら


もっとボクが若い頃に買ってくれたら嬉しかったのに。
4月でボクは満19歳、20歳に突入ですよ。
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仕方がないので、最初だけちょっと座ってあげましたが、、、


ぼくはやっぱり
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こっちのほうが好きだな。

なんというか、心が安らぐんだよね。
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いくらだったか知らないけど、
返品しといて


って。

by yumiyane | 2012-05-09 22:29 | にっと(knit) | Trackback | Comments(16)
2012年 05月 06日

5月5日に思うこと

連休後半、3日の夕方からチビKちゃんが泊りに来たので。
後半はずっと子どもたちと過ごすことになりました。

4月30日の朝、何気なくNHK総合にチャンネルを合わせて、
時任三郎の番組を観ました。
キミたちの未来 僕たちの選択〜時任三郎 世界エネルギーの旅〜
私が見たのは、番組後半で、フィンランドの核燃料処理施設「オンカロ」の取材部分だけ。
あとで聞くと、3部構成になっていて、ドイツ、デンマーク、フィンランドのそれぞれの電力状況をレポートするドキュメンタリーでした。
見逃してしまった方、NHKに電話して再放送をお願いしてください。
私も電話しました。今のところ再放送の予定はないけれど、要望があったということを伝えておきますと言われました。
不思議、NHKスペシャルでも、BSの番組でも、この手のドキュメンタリーは必ず1週間のうちに再放送が決まっているのに、この番組はないなんて。
ネットで検索をすると、番組の内容を知ることが出来るサイトがありました。

このお休み中、あちこちで脱原発のデモがあったようです。
今日本にある50基の原子炉が、5日の夜に全部停止するということ。
原発絶対反対の私にとっては、とても喜ばしいことですが、同時にとても不安な日の始まりです。
 
1966年に始まった日本の原子力発電。それも国策で始まった異例のエネルギー開発。

私が原発を嫌う憎む二つの理由は、使用済み燃料の処理が全く計画実施されていないということ。
フィンランドのオンカロは、この使用済み燃料の処理施設。
地下437mのところに5Kmのトンネルを掘って、その岩盤の中に核廃棄物を埋めるというもの。
しかし、使用済みと言っても放射線は出続け、その害がなくなるまで25万年かかるといいます。

日本は、そのようなものを作る計画もないまま、中間貯蔵施設はそれぞれの原発の近くに保管されています。当初その施設と考えられていた六ヶ所村はすでに満杯。
こんな計画性の無さを、原子力安全委員会はどう考えているのでしょうか。


私が原発を嫌う憎むもう一つの理由、それはそのビジネスのやり方。
日本に今ある原発50基のうち、13基が福井県にあります。
面積4189.88㎡、東京都の2倍近く、人口80万人余り、東京都の16分の1。
石川県に隣接する越前地方と、滋賀県と隣あう若狭地方があり、「越前若水」と言われ自然の美しい地域、とウィキにありました。
若狭湾の複雑な入り江は港に適し、古くから外交貿易が盛んな港町が栄えた、とか。
また最澄の白山信仰の拠点となりました。

そんな福井県が、何故13基もの原発を擁立することになったのか(正確には14基、うち一基は廃炉)。
私の意識の中の福井県は、水上勉の「越前竹人形」や、三島由紀夫の「金閣寺」に出てくる僧侶の出身地。どこか暗くて陰鬱な町が、海岸線に繋がるイメージです。

そんな福井県も、これといった資源がなかったため、今では主な産業は
繊維
楽器
眼鏡
そして原発。

原発を誘致する際の反対派を抑えるため、多額の交付金が電力会社から、また国から支払われます。
その交付金で箱ものの施設を作り、雇用を増やします。雇用が増えれば住民も増え、必然的に商店街も増えるでしょう。しかし、その施設の収入にも限度があるため維持できず、赤字を補てんするため、また次の原発を誘致します。
そんなことの繰り返しで、14基もの原発炉を建設したのでしょうか。
まるで麻薬です。

原発を止めたら、雇用がなくなって、商売も立ちゆかなくなって、だから一概に原発反対とは言えない。
ほんとうにそうでしょうか。
麻薬を断ち切るのに、禁断症状があるかもしれません。
でも、エネルギー開発は、他に方法があります。事故が無くても、原発稼働には常に放射能の漏れや汚染はあるのです。
天然ガスとか、風力発電とか、海水力発電とか、少なくとも放射線を出さない発電所を作ること。そこに雇用を作ること。それが地に足のついたビジネスになるのです。
危険なものを受け入れるために貰うお金。それで全く無用な施設を作って、一時的な雇用を作る。
そんな見せかけなビジネスに、私たちの税金や、電気代が使われ、そして地震大国の日本で、フクシマという犠牲を作る。
1948年昭和23年には、福井平野の全壊率68%を超える福井地震が発生しています。
西日本で、福島と同じようなことが起これば日本はもう終わる、という危機感を強く持っています。

心から ノーモア福島。



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5月5日のこどもの日。
お天気が良かったので、砧公園にピクニックに行きました。

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原発ではないエネルギーの開発を、このこどもたちのために、是非。

電気も水も自然も大切にね。

やりすぎちびKちゃん

by yumiyane | 2012-05-06 18:38 | family | Trackback | Comments(27)