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2014年 01月 24日

しまね花の郷 で春を見た 

去年の9月半ば、連休の一日を使って
しまね花の郷 写生大会に参加しました。

なんと、その写生大会の表彰式が、1月19日に開かれたのです。
もう自分が何を描いたのかも忘れてしまいそうです。

佳作なんて欲しくないよ!
小さいころから佳作なんてもらったことない、いつも入選だったもの。。。
と可愛らしくもない暴言を吐いて、でもしおらしく表彰式に参加しました。
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こんなに真面目な表彰をしていただけるんなら、もっとまじめに描けば良かった!

あの日のことを思い出します。

佳作の人にと頂いたお花です。一番の方は県知事賞で大きな胡蝶蘭でした。
私のは
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来週前半まで館内に展示されるそうです。
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ガラスが反射しているのであしからず
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構図に作為的なところがありますが、常套手段です。

一緒に行ってくれた友達と、園内を散策しました。
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あのころ、あの瑞々しい、鮮やかな公園は違う場所かと思うほど様変わりしていました。
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がまの穂綿にくるまれて、、、と歌われるのはなるほど と思われます。
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あのスイレンも、蓮の花も池の底に沈んでいます。

絵の中心に描いたハマナスの実は、すっかり黒く朽ちていました。

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でもね、すみれの花が一面に植えられて、園内に咲き誇っているのはチューリップ。
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まだ雪に埋もれることもあるかもしれないけれど、今日のようなあたたかい陽に向かって
嬉しそうに咲いていること。

もうちょっとだね。
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by yumiyane | 2014-01-24 23:27 | paintings | Trackback | Comments(18)
2013年 07月 14日

先生のアトリエ

伝承館での絵画教室の際、半世紀ぶりにお会いした先生ともっとお話ししたかったので、
おうちに訪ねて行ってもいいですか? とお願いしていました。

昨日の土曜日、小学校3年から5年まで先生が担任だった同じクラスの幼馴染くんに運転してもらって行ってみました。

先生のお宅は、通りに面した入口は間口一軒ほどの小さな玄関ですが、奥が長い。30mはゆうにあったでしょう。いや、もっとあった、50mはあったかな。
車を後ろの畑に止めてくださいと言われ、ぐるりと回った畑の隣にもうひとつの玄関が合って、そこに先生のアトリエがありました。
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「いつ訪ねてくるかと待っていた、、、」 とおっしゃって、嬉しい!!


昭和19年に軍隊に入った話から始まって、目黒の駒場に研修に行かされた話、そこから歩いて福島に回されたこと、そして戦争が終わって島根に帰ってくることになった話。
教員になって4年目に出雲の大津小学校の教員になったこと、そこで校長先生に図工の主任に任命されるまで絵なんて描いたことがなかった、という衝撃的な話を聞きました。
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懐かしいコースターです。実家にも同じようなのがありましたね。


面白かった!
先生がどうやって絵を描こうと思うようになったか。どうやって絵を小学生に教えて行こうと思われたか。
興味深い話を聞かせて頂いて、実は次に回る約束があったのだけれど、それをキャンセルしてでもこのままお話を聞き続けていたかったです。
奥様が作られたという黄色いスイカ、おいしかったです。
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一緒に行った幼馴染くんが、次の約束があるからと申し出たので、お話は図工の主任先生となって油絵を描き始めたところまで。続きは次回! をお約束させていただきました。


私の絵心は先生から授かりました。
写生大会にいくと、これをここから見て描いて見たら とか
下書きは鉛筆じゃなくて、この割り箸に墨汁を付けて描いてご覧 とか
ガラスにすすをまんべんなくつけて、割り箸で表面を削って絵を描いて、紙に色をとりどりに並べすすの付いたガラスを乗せて、透ける色を楽しむ とか
マーブル模様を作って画用紙に写したり
先生の実験にとても楽しく参加していたのです。

先生の研究発表が近づくと、国語や社会科の時間が図工の時間に変わりました。

絵なんて全く描いたことのなかった先生が、小学生に図工を教えることになって、絵画における児童心理学をそこから学ばれたお話は、なるほど私たちは教材として貢献していたということですね。


いただいた先生の個展のカタログは、大切な書籍のひとつになりました。
先生の書かれたごあいさつの中から
---絵を描き続けるためには、意欲があること、感動すること、健康であること、時間があること、よき指導者をもつこと、家族の支援があることなどが必要であると思います。

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お話の続きを、お仕事の邪魔にならないようにしますから、また伺わせてください。

by yumiyane | 2013-07-14 23:42 | paintings | Trackback | Comments(14)
2013年 06月 23日

絵画教室に行きました

私の小学校の3年から5年まで担任だった先生は美術の先生でした。
先生の研究発表のころになると、いくつかの授業が美術に代わって、いろんな美術的実験に協力しました。
私の美術に対する興味は、その先生に因るところ100%です。
先生は6年になるとき、県の教育関係の機関に移動になり、それっきりお会いすることはありませんでした。
先生がその後どうしていらっしゃるか?

先日、駅前の通りにある画材屋さんで、6月23日に絵画教室があること、それを主催しているのがその先生であることを知り、即申し込んだのです。

場所は、出雲文化伝承館
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先生はいらっしゃいました。90歳になられるのに、背筋もしゃんと伸びて変わらぬ笑顔です。
私のことは最初は分からないと言われました、顔だけでは。何しろ50年以上前のことなのですから。

でも、思い出していただきましたよ。
先生になって初めての小学校で14年務めて、教鞭最後の3年間を担任してもらいましたからね。

さてさて、絵画教室は静物画と人物画に教室が分かれていて、私は水彩の静物画を選びました。
その部屋は先生が担当だったようで、アドバイスいただきながら、途中一時間の休憩をはさんで九時半から午後四時半までみっちり。
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こんなに真面目に楽しく絵を描いたのは久しぶりのことでした。

午後四時になると、一同作業を終え講評の時間です。
一人づつが、どう工夫して何に困ったかを話して先生が答えるというもの。

私は、欲張りすぎて何が描きたかったかが分からなくなった、と伝えました。
ところが先生は、とてもよく描けています、これからも水彩画をどんどん描いてください、と言ってくださったのです。嬉しいですね。

その絵はこれです。
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励ましていただいたので、これからも時間を作って田舎の風景など描いていけたらいいな、と思いました。
人を育てるのはやっぱり褒めることです!

by yumiyane | 2013-06-23 23:45 | paintings | Trackback | Comments(14)
2011年 09月 20日

ミニ写生会

昨日、新宿から原宿~渋谷にかけて、5万人規模の大きな反原発デモがあったようです。

内橋克人
大江健三郎
落合恵子
鎌田 慧
坂本龍一
澤地久枝
瀬戸内寂聴
さんなどの呼びかけに、5万人もの人が反原発デモを行い、原発に頼らないエネルギー開発を訴えたそうです。
このグループは、10万人の脱原発を目指す署名を集めているということ。
こちらで署名用紙をダウンロードできます。
できるだけ自筆の署名が欲しいそうです。英語やイタリア語のフォーマットもあります。
私も今集めています。


私はといえば、全然知らなくて、
住まいの外装工事のため、ベランダを空にしなくてはならず、植木鉢やらテーブルやら椅子やらを片付けるのを娘の年の友人に手伝ってもらいながら汗を流していました。

だいたい片づけたところで昼食。
そして、お天気が良かったので、写生にでも行こうか、ということになりました。

駒沢大学前からの、ひと駅歩こう!で見つけた公園を目指しました。

暗闇だと思っていたところは、子どもたちを自然の中で遊ばせる公園でした。
大きな公園は、夜は鍵がかかって入れないけれど、中は欅の茂る散歩道がありました。
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紫色のセージが茂る一角があったので、そこに腰をおろしました。

ほぼ紙面を埋めたところで、一陣の風が吹き、空がにわかに曇って来ましたが、雨は振りません。
気圧が一瞬で変わったことが分かりました。

風が変わったところで、蚊の大群に襲われ、友人の足は見るも無残。
私は、このところ蚊にさされたかゆみも、次の日にやってくる、という恐ろしい老化を自覚しているところです。

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帰り道に、あの隠れ家に寄って見ることにしました。
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休日の午後、私たちのほかには、2組のカップルがお茶を楽しんでいらっしゃいました。
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外からは、どこかの古い民家の庭先、でしたが、中は中近東です。

二人前のパエリアも、残して持って帰ってもいいらしいので、今度帰宅時にタイミングがあったら、
ここでお夕飯して帰ろうと思いました。

このあと、一度家に帰り、
渋谷で映画を観ました。

そのことは、また次の機会に。

by yumiyane | 2011-09-20 22:30 | paintings | Trackback | Comments(14)
2009年 08月 28日

日の目を見る

1928年、チェコのボヘミア出身の画家アルフォンス・ミュシャは、すでにパリで名を馳せていましたが、故郷のために縦横6~8mの大作20点「スラブ叙事詩」を寄贈しました。
しかし、第二次世界大戦の直前、政治的な意図で、その絵は封印され、どこかの倉庫に埋もれていたものが、最近になって公開されました。

日の目を見る。
古くて大きいものを言えば、ラスコーの洞窟もそうでしょう。
でも、今日のはもちょっと小さいお話です。
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鎌倉は鶴岡八幡宮の境内にある、神奈川県立近代美術館の鎌倉館。その2階にあるカフェの壁画です。

ちらしによると、1951年に完成した鎌倉館の2階に、1957年第一回安井賞受賞作家の田中岑氏が、制作した壁画 ↑ は、10年余り後に白い壁で覆われてしまいました。その理由はさだかではありませんが、存在は長い間、語られることもなく今日に至りました。

とあります。およそ30年ぶりにその覆われていた白く塗られたベニヤ板が剝されたのだそうです。

テラコッタ色の下地に、白い少しデフォルメされた裸婦のデッサン。

何がいけなかったのでしょう?
この明るさ、楽しさは、明るい日の差し込むこのカフェにはすごくマッチしているように思えるのですが。

こんな話どこかで聞いたことあるなあ、と。そうです、群馬県の桐生市のレストランでありました。
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棟方志功の壁画がやはり描きあげられるとすぐ封印され、最近55年ぶりに漆喰をはがされて日の目を見た。

どんないきさつでその作家に作品を依頼し、どんな行き違いでその絵を封印するのか。
棟方さんの場合は、昭和28年ということであるし、町なかの飲食店の壁だから、多少その裸婦像が不具合だったことは考えられるものの、、、、
アートを展示する美術館の壁問題はどう捉えれば、何があったのか、誰が葬ったのか、
下世話な話だったらどうしよう、とみんながなんとなく触れたくないのも分かるような気がしました。

by yumiyane | 2009-08-28 00:51 | paintings | Trackback | Comments(6)
2008年 10月 22日

My teacher's paintings

板倉先生は、私の小学校3年生から6年生の途中までの担任で、私の絵心の本当の素を作ってくださった先生です。

あのころ小学校ではよく写生大会がありました。
各学年で、特選や入選が表彰されます。
私はいつも必ず入選はしていましたが、めったに特選はもらえませんでした。
私の絵は子供っぽく無かったのが原因ではないかと少し後で思いました。
みんなと同じように、道の両側に家が倒れて描かれていません。
太陽が赤く、光が線になって描かれていません。
見えるように忠実に描こうとすれば、それは子供らしくない、元気の無い絵になっていたのだと思われます。

でも板倉先生は、そんな私の観察眼に注目して下さって、写生大会があると、「ここを描いてみたらいい」と、対象をアドバイスしてくださいました。
それはたいがい、汚ちた木が重なっているところとか、錆びた鉄のタンクとか、枯れ葉の道とかでした。


先生は今どうしていらっしゃるのかしら?
と、インターネットで検索したら、
今でもお元気で出雲市で絵を描いていらっしゃることが分かりました。
この8月にも「夏期洋画講習会」の講師もなさっているようです。
来年は私も参加してみたい!

この絵は、先生が画家に専念するため小学校をお辞めになるときに、父に持ってきてくださったものです。
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小さな小さな絵ですが、ずっと父の部屋に飾ってあったものを
兄に頼んで、形見にいただくことになり、先日私の手許に届きました。

私はこの絵はずっーと、故郷の日御碕を描いたものだとばかり思っていました。
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荷物をほどいて、キャンバスの裏を見て驚きました。
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潮岬を描かれていたのだとは、、、。絶句


もうひとつ
これは先生が個展をなさったときに、買った絵。
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題は確か「崖」とあったように記憶しています。
これは裏に何も書いてないのでどこか分かりません。

今度お会いできたときに聞いてみたいと思います。

いろんな意味で、この二つの絵を頂くことができてとても嬉しいです。
有難うございました。

by yumiyane | 2008-10-22 00:23 | paintings | Trackback | Comments(6)
2008年 05月 08日

息子の絵

連日仕事がたまって、今日も終電で帰宅。
明日も朝ちゃんと行かなくちゃ。
ストレス溜めないようにするためには、
衝動買いするか、旅に行くことを考えて凌ぎましょう。

息子が小学校3年の夏に描いた絵。
箱根の関所跡に向かって鬱蒼とした杉並木を歩いています。
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この絵を見たとき、構図がうまい!と、親ばかながら思いました。
道が坂になって続いていく様子、自分を真ん中に(白いシャツで)置いてみたり。

Moreあ 揺れてる

by yumiyane | 2008-05-08 02:00 | paintings | Trackback | Comments(6)
2008年 03月 18日

Tank

ブログでリンクさせていただいているmai-obachanが先日、スペインの貯水タンクをupされていました。
貯水タンク、、、そういえば随分前だけど私も描きました。水彩です
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いつも壁に立てかけてあるのですが、写真を撮ろうと動かしたら、ベランダが映って不思議な絵になりました。

このタンクは、出雲市駅にあった、列車に給水するためのタンクです。
このころも使われていたかどうか分かりませんが、その存在感は充分。

左端にずらして額に入れたのは、どこかの窓からのぞいているような効果を狙ったのだけど
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うーん、どうだろう。

煉瓦を積み上げてコンクリで固めてあったのが、剥がれてむき出したところがいい味を出していました。
描きたいものを正面から描く、という怖いもの知らずの若いころの絵です。

by yumiyane | 2008-03-18 23:22 | paintings | Trackback | Comments(4)
2007年 12月 29日

いかの絵

今日からお正月休みに突入しました。初日はやはり大掃除、普段やらないところをやり始めるとつい寄り道をしてしまいます。
たんすの上に掃除機をかけていたら見つけました。
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以前住んでいた駒場4丁目に、「キミコ プラン・ドゥ」という絵画教室があります。
絵を描くのをこわがらないで、自由に描きましょう!というのが趣旨の教室です。
最初はもやしを描かされます。はじめは根からはえるでしょ?そのつぎ芽がでるのですよ、とその順に描きます。
描き始めて紙が足りなくなったら継ぎ足せばいいじゃない?というのが教えです、で、私も継ぎ足しました。なるほどのびのびと描けます。
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もうひとつ約束があって、絵の具は赤・青・黄・白この4色しか使いません。すべての色はこれらの色から作られる、というのも教えです。
そして、いかは生のがそこにあって、触ります、さわった質感を表現しなさい、と教えられます。
足も広げて何本あるか数えて見ましょう。
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一番工夫したのは目です。黒を出すのが案外難しい。

子供からおじさんまで、いろんな人が参加して楽しそうに描いていました。
私はといえば、これ以降は行ってないのです。人見知りする私は、次の回が野外のスケッチ大会だったので、つい億劫になってそれきりになってしまいました。
できれば楽しさの次のことを習いたかった、というのが本音です。

お掃除しながらそんなこと思い出していました。

by yumiyane | 2007-12-29 23:54 | paintings | Trackback | Comments(2)
2007年 10月 26日

えのころぐさ 

くうちゃんは、このえのころ草が大好きです。道端で摘んでくると、玄関を入ったとたん飛びついて来ます。これは確かイネ科の植物。別名ねこじゃらし。
からかってぐるぐるしていると、穂の部分に飛びついて、しまいにはむしゃむしゃ食べてしまいます。何か猫にとってすごくいい匂いがするらしいです。
それで、いつも取ってこれないので、絵にしました。
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しかし、匂いはしませんので、この絵に飛びつくことはありませんでした。
ごめんね、また取って来てあげるから。

by yumiyane | 2007-10-26 22:36 | paintings | Trackback | Comments(4)