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2008年 09月 06日

猫に・・・ 

猫に小判・・・猫でも小判はうれしいかもしれない

豚に真珠・・・豚が真珠を飾っていけないことはない

物の価値は、それを知っている人のところにあってはじめて見出される、ということわざ。

今日、戸棚を整理していたら、5年前にANAのビジネスクラスでWashington D.C.に行ったとき、機内でもらったおみやげが出てきました。
猫に・・・ _d0117481_19351661.jpg

ビジネスクラスに乗ったのは、NYからのUnitedで、double bookingされたときと、この
ANAの、マイレージを溜めて乗ったときだけ。Unitedにはお土産なんか無かったから、これをもらった時はへえ~って、持ち帰りました。


先日来読んでいる本で、細密画のことが知りたくて、最近リンクさせていただいた
「写真でイスラーム」のmiriyunさんのブログを読んでいたところ、
そこに
“龍村織物” の字があって、
今日、ANAのおみやげとが合致したのです。
猫に・・・ _d0117481_19463599.jpg


猫に・・・ _d0117481_19464973.jpg


1600年前にシルクロードを通って仏教と供に日本に伝わった織物が正倉院に残っていて、
龍村織物の初代平蔵氏が、それを復元されたのだそうです。

今は3男の龍村 晋氏によって引き継がれて、HPでは、オンラインショップも見られました。

このANAのお土産は、一番小さいテーブルセンターなので、2,625円らしいです。
葡萄の柄と、繰り返される模様は、イスラムの美術にも通じていて、今の私には オン・タイムの発見。
5年前にもらったときは、何の感慨も無かったけれど、今は大変貴重なおみやげとなりました。

by yumiyane | 2008-09-06 20:09 | 好きなもの(things) | Trackback | Comments(14)
Commented by mai-obachan at 2008-09-06 21:30
ビジネスクラスだと、こんな素敵なお土産までもらえるのですか!

我が家にも龍村錦のテーブルセンター使っていますよ。どんな雰囲気にも合ういい柄です。

Commented by yumiyane at 2008-09-06 22:02
:maiさん、龍村錦、お持ちですか。
私なんて西陣のひとつくらいにしか思っていませんでしたが、織りの柄などは東西の文化を織り交ぜていて興味深いものがありますね。
こんどmaiさんのお宅の、見せてくださいね。
Commented by miki3998 at 2008-09-06 22:33
いいなあ~、 ユナイテッドの5万マイルを更新し忘れて なくしちゃったドジな私でございます。 トホホ~。

 たぶんこの先もビジネスクラスに乗ることはないと思いますが、なるほど、こんなサービスがあるのですね。

 HP チェックしてみようっと!
Commented by hanamamann at 2008-09-06 23:00
捨てなきゃよかった・・・というものがあったりしますが。
なんか得した気分になりますね。
宝の持ち腐れ・・・にならなくて良かったですね。
Commented by shinn-lily at 2008-09-07 14:39
昔エアフラ、エコノミーでアレアレシャンパンとシャネルのシャドーのお土産、母がもらってきました。
もうあういうサービスは二度とないでしょうね。エコノミーでは!
Commented by yumiyane at 2008-09-07 20:15
:mikiさん、ユナイテッド5万マイルもふいにしちゃったんですか、もったいなかったですね。
自分でお金払ってビジネスに乗ったことないんですが、払うことになったら、お土産とかいらないから安くしてって思います。足が伸ばせるスペースさえあれば、あとちょっとおいしいお料理があれば、ってね、庶民の願いですね。
Commented by yumiyane at 2008-09-07 20:17
:hanamamannさん、捨てちゃったかな?って思うときありますね。
あるはずって探すけどない!
もしかしたらあのときあの人にあげちゃったかな、とか。
でも捨てないとどんどんたまっていってしまいますからね。
それでも残ってるってことは、縁があったのでしょう。
Commented by yumiyane at 2008-09-07 20:25
:shinn-lilyさん、エアフラってそんなお土産あったのですか。
シャネルのシャドーなんて素敵!宣伝にもなったのでしょうね。
4年前ポルトガルに行く際乗ったとき、おみやげなんて無かったものね。
一時お水のボトル配ったのも、今年はありませんでしたよ。
Commented by y。。 at 2008-09-08 11:24 x
猫でも小判は~。豚が真珠を~。目からうろこです♪くちずさんでしまいそう。龍村さんは、私の好きな織物です。
Commented at 2008-09-08 11:44 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by yumiyane at 2008-09-08 23:25
:y。。さん、龍村錦さんご存知ですか、私は全然知らなかったのです。西陣のひとつくらいにしか。
いろいろ見ると、イスラムの模様や中国の模様を取り入れて、なかなか魅力的な図柄なんですね。
まごには衣装、お後がよろしいようで、、、。
Commented by yumiyane at 2008-09-08 23:30
:鍵コメさん、それって、駱駝の骨で作った箱に絵を描いたものですか。
象牙なんかと同じでしょうか。彩色が綺麗なんでしょうね。
Commented by miriyun at 2008-09-11 23:38
yumiyaneさんのぶどう柄の錦、いいですね~♪
 色も背景のグリーンとつる草のグリーン、金茶のぶどうが自然なかさなりを見せており美しいです。
 龍村氏のような人がいてこそ、正倉院の昔の文物の本当の華麗さがわかるようになったのであってとても嬉しいことです。
 
Commented by yumiyane at 2008-09-12 00:37
:miriyunさん、この龍村織物に気づかせていただいたのは、ブログ拝見させていただいたお陰です。
miriyunさんが、何故かイスラームの世界に惹かれるように、龍村氏も正倉院の織物の文化の由来に心惹かれて探求なさったのでしょうね。
私は初めての外国がイタリアだったこともありますが、ローマのテルミニ駅のホームで、何時発どこゆきの列車が何番ホーム、というアナウンスの響きに心惹かれてしまったのです。
最近はイスラームの言葉の響きにもちょっと心が動きます。


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