2008年 08月 23日

Roma の本屋さん

私はそれまで、そんなに美しい音色を聞いたことがなかったので、それが口笛だと分かるまでに少し時間がかかりました。


ローマのテルミニ駅の入口にSocieta Libreria という本屋さんがあって、地下・1階・2階と結構充実しています。
プーリアの地図を探しに行ったのですが、日本で買った25万分の1以上のものが無かったので、あきらめて地下に降り、手編みの本を探しました。

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これは縁取りの編み方の例が150載っている本です。

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嬉しくて、わくわくしながらページを見入っている私の耳に、きれいなメロディーがどこからともなく聞こえてきます。

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時々女性の声がして、そのメロディーが中断します。

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私の居る手芸コーナーの後ろのひとつ棚の向こう側、彼女と話をしながら、誰かが口笛を奏でています。

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上品でいて、繊細で、かつ心を揺さぶる情感に溢れる口笛を吹く人はどんな人だろう。

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私は思わず背伸びをして音の源を探しました。

その人は、、、 顔でいうとジョセフ・ファインズ。振り返ってこっちを見ました。

“あなたの口笛は素晴らしい!” 

“ありがとう”

以上は、目と目で会話したものです。

by yumiyane | 2008-08-23 22:35 | にっと(knit) | Trackback | Comments(12)
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Commented by hanamamann at 2008-08-23 23:29
また編むもののイメージが広がりますね。
口笛は芸術ですよ。世界的なコンクールもあるし、もう神業みたいな演奏を聴いたことがあります。日本人の小学生が、子供の部で優勝したのをテレビで見ました。
外国の人のほうが、上手いような気がする。巻き舌。。。関係ない??
Commented by mai-obachan at 2008-08-24 03:14
音楽にも国境がないように編み物にもない。
書いてある言葉が多少分からなくても網目を見ればわかるんでしょうね。

口笛って不思議だと思っていたんですよ。
音痴な人でも口笛では音程を外さないで吹けるんですよね。(夫)
反対に歌は下手じゃないのに、口笛では「何の曲でしょうクイズ」になる人もいますし。(私)

目での会話、、、いいですねー。
Commented by shinn-lily at 2008-08-24 06:48
この本、素敵、こういうのみるとかなわないなと思います。
伝統が違うのですね。本当に目からうろこの本でした。

地図は結局買えず、買わなくてもホテルにたどりつき、
反対にいい思い出とこの本、
旅はこれだから、やめられない!
Commented by Miwanosuke at 2008-08-24 09:05 x
縁取りの編み方などの本、本当に素敵でワクワクします!
一日見ていても飽きない感じです。
服飾に関する様々な資料は、お金では買えない財産の様な気がしています。

女性のパン職人!凄いですね!!!
今度、お菓子屋さんのお名前、是非教えてくださいね。
Commented by snowy_opal at 2008-08-24 20:31
手編みの本、素晴らしいですね。こういう本がある事自体、まったく違う歴史、文化があると感じさせられますね。
口笛、素敵なエピソードですね(^^)。そういう旅の合間のエピソードは忘れ難いですよね。またすぐ旅に出たくなりませんか?
Commented by yumiyane at 2008-08-24 21:52
hanamamannさん、この本、見てるだけで腕が上がっていく気がしますよ。
口笛って、吹くんじゃなくて奏でることができるんだと認識しました。
巻き舌関係あるかもしれませんねー。
Commented by yumiyane at 2008-08-24 22:01
maiさん、簡単なものは編み目をみれば分かるのですが、研究の余地は大いにありです。
ご主人もうまいのですね。口笛のうまい男の人ってカッコイイです。
あの口笛、あとで、動画モードで撮ってくればよかったと大変後悔しました。みんなに聞かせたかったです。
あんな彼一人欲しいです。

maiさんの歌も聞いてみたいなあ。
Commented by yumiyane at 2008-08-24 22:48
shinn-lilyさん、この本屋さんは駅にあるということで、地図はたくさん置いてありました。料理の本とかイタリア語が読めたら買いたいものもたくさんありましたよ。
こういう縁編みの本とか、ヴォーグからも出ているのですが、編集の仕方とか、色とかのセンスが違うんですよ。
これで編み図が世界共通だといいんですけどね。
Commented by yumiyane at 2008-08-24 22:52
Miwanosukeさん、洋裁の本も欲しかったですが、本はやっぱり重いので、何冊もといかないところが悔しいです。
帰りの空港でスーツケース量ったら16Kでまだまだだったので、今度は買いますよ。
横浜のお菓子屋さん、能見台としか分かりませんが今度聞いておきます。
Commented by yumiyane at 2008-08-24 22:58
opalさん、そうですよね、イタリアも諸侯の王国があって、ドレスを飾る縁取りは贅を尽くしたでしょうから、レースの文化も奥が深いです。
そうなんですよ、実は次の旅の準備しているところです。
昨年は父のことで動けなかったので、今年はマイレージを使うことにしています。何処へかは追い追い。
Commented by miki3998 at 2008-08-25 17:24
外国に行った時に 本屋さんに立ち寄ってみるのもいいですね。 
 私も下手の横好きで レースや編み物が大好きです。 日本の編み物の本とは全く違っていて、これならとてもわかりやすそうでいいなあ。

  最後の 目と目での会話、読んでいてこんな感じかなあって 一人で想像しながらやってみました。 こんどyumiyaneさんにお会いしたら ぜひトライしてみますね。 わかるかなあ~?(笑)
Commented by yumiyane at 2008-08-25 21:33
mikiさん、こんにちは。
外国の本屋さんでは、小説や専門書コーナーはだめですが、インテリアや、手芸、料理のコーナーは目からうろこがたくさんあります。
いくつも買って帰りたいですが、重くてね。
この本、作る気にさせる、本です。

mikiさんと目と目で語るんですかあ~。邪念がたくさんあって、定まんないでしょう、こっちがね。hahaha


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