2008年 05月 15日

20年前のカーディガン

1988年、腎臓移植手術の翌年、“慢性腎不全の子供を持った母親としてやることはやった”との思いで、はじめての海外旅行に出かけました。

出かけて行ったのはイタリア、旅程はローマから入って、フィレンツェ→ヴェネチア→ミラノのおきまりのコースで、そこから寝台列車に乗ってパリまで。テーマはルネサンスを訪ねる旅でした。
季節は10月の終わりから11月にかけて。
ローマでは腕まくりのセーター姿でしたが、皮のコートを買いました。次のフィレンツェではジャケットを買って、ヴェネツィアでそのジャケットを着、ミラノとパリでは、ローマで買った皮のコートを着、と南から北への気候の変化も楽しみました。
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写真は、サンタ・マリア・イン・コスメディン教会の、例の真実の口に手を入れているところ。

注目は着ているカーディガンです。
写真は 88 10 28 となっていて、ということは20年前には着ていた。
実はこのカーディガン、今でも着ています。自分でデザインして、といってもたいしたものではありませんが、メリヤス編み、ポケット付き、前開きファスナー付き、がテーマ。
しかし着てみるとちょっと物足りない。そこでクロスステッチで刺繍をしたのです。

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ラッパを吹く羊飼いの少年と犬。
背中に羊を4頭。
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やっぱり手作りは持つなーって再確認したところです。





そのころ、もうひとつ編んだカーディガンが里帰りしてきました。
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先のもそうですが、製図もしてない、参考にした本もない、
仕事をしながら、病院通いをしながら、
よくこんなの作る暇があったもんだとあきれるくらい、若さって凄い。

by yumiyane | 2008-05-15 23:50 | にっと(knit) | Trackback | Comments(2)
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Commented by snowy_opal at 2008-05-16 19:52
クロスステッチの図柄、素敵ですねぇ。知人のイタリア人も手編みのセーターを長く長く着ていました。手間をかけた質の高い物を長く使うって大事ですね。
それにしても、ご子息様と共に大変な時期を越えていらしたのですね。ご自分への骨休めでイタリアに行かれたのですね。テーマもいいなぁ。
Commented by yumiyane at 2008-05-17 20:38
opalさん、長く着るのはやっぱり自分で作ったものは捨てられない、いじましさみたいなものもあるかもしれません。
人からもらったものも捨てられないし。あーこれじゃ物が増えて、、、。
このごろ物を持つことの方が貧しい、を感じるようになっています。
初めての海外旅行は、姉の待つイタリアへ、一人でアエロフロートに乗ってでした。そのことはまた書きますね。


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