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2008年 02月 19日

On the way to the Museum

砧公園にある世田谷美術館に行くには、ひとつは車、駐車場は春の桜の季節でなければだいたい停められます。
もうひとつは田園都市線用賀駅から歩く。 車を手放した私は、自宅から歩くか用賀駅から歩く。美術館への→を目印にしますが、歩道が整備されていて楽しめます。
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小川が流れていたり、歩道の石には百人一首の歌が掘り込まれていたりします。
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チュンチュン チュンチュン チュッチュッ チュンチュン うるさいくらい鳴いています。
見上げると
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こんなことを楽しんでいると結構時間がかかりますが、やがて環八に出ます。信号を渡るとそこはもう砧公園。
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美術館の前では紙飛行機を飛ばす人も
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チケットは大人¥1,000 
美術展はつきあたりから始まります。
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入口に置いてある冊子には
保護者の方へ---として(子どもたちが観に来る仮定)
-----イリヤは1933年現ウクライナ共和国トニエプロペトロフスク市のユダヤ人家庭に生まれ、貧しい生活を送りながら美術大学を卒業し、同時に児童書の挿絵画家となります。当時強力な共産主義体制のもとにあったソビエト社会では、芸術家として自由な表現などは許されず、生きて行くための仕事として挿絵を描く----中略---89年ソ連崩壊の直前に亡命----そこはかとないユーモアを漂わせながら、彼の主張は矛盾に満ちた体制への痛烈な皮肉と厳しい批判に満ちたものでした----
とあり。
付属コーナーに「ぬり絵」のコーナーがありますが、たわいない絵の下に見え隠れしている言葉がロシア語で“くそくらえ”と書いてあるんだそうで、そのことを-----どうぞご理解いただきますよう------と書かれています。

うーんやはり、この挿絵展はひとすじなわではいかないものがあるのですね。

by yumiyane | 2008-02-19 00:20 | family | Trackback | Comments(4)
Commented by snowy_opal at 2008-02-19 19:40
世田谷美術館、何度か足を運んだ事がありますが、なかなかですよね。実は、車を手放してから、もう十年以上経過します。ゴルフをやらないのと、車を動かす事に週末振り回されてしまうのが面倒になって(笑)。
で、世田谷美術館って、相変わらず、桜の時期は混んでいるんですね~。
小ちゃいお嬢様のお姿を見ていると、「春よ来い、早く来い、歩き始めたみよちゃんが♪」の歌が自然と浮かんで来ますね(^^)

イリヤ・カバコフさんの絵の中に隠された意志、強く凄まじいものがありそうですね。
Commented by yumiyane at 2008-02-20 01:07
opalさんも車手放されて10年ですか、私はおととしです。駒場にいるころはよく乗っていましたが、桜新町に来てから2回くらいバッテリーがあがちゃって、保険屋さん呼びました。でも14年乗ったLevinで、あれ以上好きな車が無かったので未練はありませんが、車屋さんに引き取られていくテールランプを見たら泣けましたよ。

砧公園は冬でも遊園地はたくさんの家族連れで賑わっていました。あとひと月ちょっとで桜の季節が始まりますね。
Commented by shinn-lily at 2008-02-20 12:04
こうみると、東京っていいところですよね。
木も多いし、環境がどんどん整っていくし。
昔の砧公園知らないでっしょ?
遠足で成城から歩いていきました。小学校の頃です。
Commented by yumiyane at 2008-02-20 23:21
昔の砧公園知らないです。学生のころは大蔵の裏辺りに何か公園があるらしいと聞いていましたが。初めて行ったのは一緒に行った、シャガール展でしたっけ、あのときです。
広くてゆったりして、季節感もあるしいいところです。


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