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2015年 03月 16日

モヘアのカーディガン ~ このごろ思うこと

今年の初めごろ、
ワインカラーの、ちょっと羽織れる軽くて暖かいものが欲しい!
という要望があって、滅多に注文で編んだりはしないのですが
出雲に帰ってからお世話になっている方なので、心をこめて編みました。
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今年75歳になられる方ですが、少し背中が曲がりぎみなので、写真では分かりませんが背中部分の後ろ身頃が少し大きめに編んであります。
丈は長めで腰が隠れるくらい というリクエストにも応えました。
ハマナカのアルパカモヘアフィーヌというモヘア糸を二本取りで編んであります。
軽くて暖かくて柔らかくて、とてもいい肌触りですが二本取りなのでそんな中にもしっかりしたシルエットが出来ました。
ニット展の直前に編みあがったので、ついでに展示させていただきましたが、
納品した次の日のお出かけに着てくださって、とても似合っていたのでほっとしました。

今はチビたちからのリクエスト。二人の女子のためにベストを編んでいます。
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以前Kちゃんの為に編んだスカートの変わり糸が二玉残っていたので、それに白のアクリルの糸を足しています。子供のニットはやはり気軽に洗える!ことが必須ですからね。

もうひとつは2歳のMちゃんのための、なんていうのでしょう、ベストとしても着れるし夏にはワンピースとしても着れるかな。コットンと麻の混紡です。
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スカート部分はもう数段編んだら、少し広がるように目を増やしてみようと思っています。


この間の土曜日に、小学校の同級生による蕎麦打ちミーティングがありました。
私がUターンしてから1年半のうちにすでに3回目です。
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全部で15人いましたよ。結構いるでしょ?!
中学まではみんな一緒ですが、高校になると散りじりになって、クラスが違うと一緒に遊んだ思い出は少ないです。
小さい時は頼りないなあと思ってた人でも、今ではすっかり頼れる大人になって、
人ってやはり歩いてきた道のり だなあ~ と感心することしきりです。


先日来
川崎の男の子が、はかなく命を奪われたことがニュースになって、新聞でもいろいろ書かれていました。
多摩川の河川にたくさんたくさんの花がたむけられ、手を下した高校生の男子も夥しい花を見て自分の犯した罪を悔いたそうです。
私もその花々を見て驚きました、少し違和感を持ったのです。
芸能人でもなければ有名人の子供でもない。この事件に合わなければ誰も知らない、普通の元気な男の子だったでしょう。
では、人は何故そこに花を持って涙を流して彼の魂に手を合わせたのか。私にはあまりよく分かりません。
テレビカメラには、「大人たちが何故もっと早く気づいて、この惨事を避けることができなかったのか」という悔いる声が聞かれました。
いつの時代も、子供の考えは大人は分かりにくい。
今の子供たちが大人になるころ、次の子供たちはまた分かりにくい世代になっているでしょう。
LINEがいけないわけではない、スマホがいけない、とか言ってられないです。
携帯を持ってはいけないとはもう言えないし、何年後かには殆どの子供たちがなんかしらのメディアを持ち歩いているかもしれない。
私が子供の頃、テレビを観すぎると勉強に差し障る、目が悪くなる、とうるさく言われ、食事中はテレビを観るなとか一日何時間とか言われた子供も多いでしょう。
今はテレビを観る子が減ってきているというではありませんか。
20年くらい前、インターネットが出始めたころも、あれは危険だ!という記事が週刊誌にあったりして。
みんながその便利さを認識しはじめたころ、テレビ業界と新聞業界はインターネットを目の敵にしていました。
今は、番組とツイッターが結びついて、パソコンでテレビも観れるしラジオも聴ける。あの対立はなんだったのでしょう。
まあとにかく、この先何が出てくるのか私にはさっぱり分からないけれど、今の子供たちには、パソコンもスマホもLINEも当たり前にあって、顔の見えないコミュニケーション、ヴァーチャルな付き合いはどんどん増えて行くのです。
そんな中で、心とこころの触れ合うコミュニケーションをする能力を養うのは、家族や隣人。
家庭とか近所とかってやっぱり大切な単位じゃないのかとこのごろ感じます。
川崎の亡くなった男子のお母さんは、大変な思いをして5人の子供を育てていらしたそうです。もっと人に頼っても良かったのに、早くギブアップと言っても良かったのにと感じます。
花を手向けた人の中には、彼の家庭環境を知りながら声もかけなかった人たちの悔いもあったのでしょうか。


小学校や中学校の同級生が近所にいて、私はとても心強く思うこのごろなのです。

by yumiyane | 2015-03-16 23:01 | にっと(knit) | Trackback | Comments(4)
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Commented by deko at 2015-03-18 20:00 x
こんばんわ又リクエストにこたえて素敵なカーディガンを編まれたのですね。希望をかなえてあげられるすごいですね。手編みの物は暖かいでしょうね。体の事を考慮されて編まれたのですね。少し年配のご婦人の体の線にあった洋服を作るデザイナーをテレビにて放送していました。やはり体にあう大事な事ですね。少年の事件テレビで放映されたかぎりでは沢山のSOSが出されていましたね。やはり周囲の方の見守る眼が大事ですね。yumiyaneさんは故郷に戻り幼馴染や友人に沢山のエールを頂いたのですね。
Commented by mi-mamam1 at 2015-03-19 21:30
おせっかいをしてくれる大人がいなくなって母親が孤立してしまったのかと思います。
私も仕事でおせっかいをして、所属長からは記録に残すなと言われて、とても立腹しました。でも、困っている母子は行政に繋げることができました。私のこの年だから、ずうずうしくおせっかいをすることができましたが、若い人ならできなかったでしょう。年の功も大事。どんどん、おせっかいをしていこうと思いました。
yumiyaneさまのご帰郷で、旧友のつながりが復活したということでしょうか?人徳ですね。
Commented by yumiyane at 2015-03-21 22:31
:dekoさん、こんにちは。
手編みのものはほんとに暖かいですよ。空気を含むからなのか、フリースより暖かいと思います。
体型を考えて編むのは手作りの良さですよね。ニットのものは既製品を探すことは殆ど無くなりました。
周囲の見守る目、この頃は難しいですよね。どこまで口を出していいか、誰が最初に声をかけるかとかね。一人でどうにかしようと言うのは難しいですから、見守る目がいくつもあるのがいいですね。
Commented by yumiyane at 2015-03-21 22:42
:mi-mamam1さん、こんにちは。
おせっかいって今は難しいです。昔は誰かがおせっかいをしてもフォローする人が居ましたが、今はおせっかいする人が孤立してしまってほんとのおせっかいになってしまいます。勇気のいることですね。mi-mamaさんは正義感の強い方ですね。
年の功、ほんとです。歳を重ねれば分かることや見えてくることも多いです。大いにおせっかいをしてくださいませ。みんなでやれば怖くない!? 私も頑張ります。
蕎麦打ちは私が言い出しました。一度体験しておいしかったからみんなでやろうよと。5月には笹巻きをやるんだそうです。楽しいですよ。


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