2013年 12月 02日
日本の三大そば というのがあるそうです。 わんこそば 戸隠そば それに 出雲そば まちじゅう観光地 担い手養成講座 というのを受けました。 1日目:出雲大社の歴史と文化・・・公益法人いづも財団事務局次長山﨑裕二氏 2日目:出雲神話~古事記、日本書紀、風土記~・・・NPO法人出雲学研究所理事長藤岡大拙氏 3日目:木綿街道の歴史と食文化・・・木綿街道振興会事務局長平井敦子氏 4日目:出雲地方の伝統的な食文化である「出雲そば」の歴史と特徴・・・出雲そばりえの会会長小村晃一氏 5日目:出雲の地域資源を活用した魅力ある観光地づくり・・・まちづくり観光研究所主任研究員門脇修二氏 どの講座も面白かった! こんな面白い話をタダで聞けてほんとに良かった! 藤岡先生のお話は、もっと続けて聞きたいと思いましたし、平井女史の町おこしパワーには頭が下がる思い。 そばりえの小村さんの作られるそばの出汁は買いたい!と(そこですか!?と怒られそう)。 今日はその蕎麦のこと。 小村さんは趣味の世界で出雲そばりえの会長をなさっている、根っからの蕎麦好き。出雲地方の蕎麦屋を食べ尽くし、そばを研究し、例えば下のような分類をしています。 ふむふむ 私の食した蕎麦についての感想もまんざら間違っていなかったと、匂いに頼らない自分の舌に少し自信を持ちました。 例えば、 出雲市本町にある羽根屋。ここは最近の旅ガイドに載ったらしく、非常に多くの客が押し寄せています。 私がいつも食べるのは割ご2段の定食850円。 以前に比べて蕎麦が白くなっている。観光客を意識してか、都会の味が少ししてきたのです。 丸抜き(皮が全部むいてある)に近いんだな。 でも、このしじみの味噌汁は お い し い。 出雲を訪ねて来てくれた友達を連れて、最近立て続けに行く佐田町のすさのお館の食堂のわりご。 最初はおつゆが黒くって少しとろってしてるので、じぇっ!っと思いましたが これがなかなかいけます。お店のふたりのおばさんもいい味出していますし。 別の日のすさのお館、炊き込みご飯が山盛りに。ひとつを二人で食べようとしていました。 お も い や り の大もり。 須佐神社、天照社をまわってパワーをもらったあと、テラスで気持ちのいい風に吹かれながら、また波打つガラス越しに紅葉した須佐神社を眺めながらいただく蕎麦の味は、佐田町まで車を飛ばして来てでも食べる価値のある蕎麦だと、私の中では得点は高いです。 父と母のお墓に参ったあと、亀嵩の道の駅で買い物をするともらえる入浴券を持って、玉峰山荘の風呂(紅葉した山々を眺めながら入る露天風呂はサイコ―)に入り、そこから峠を越えて行く横田という町、そこにある蕎麦屋はどこもなかなかのものらしいです。 私が行ったのは 一風庵 確かに。 噛みごたえがあるけど、いわゆる田舎蕎麦みたいにぼそぼそしてない弾力。 出汁の味も甘さがほどほどで上質感あります。 東京から来た友達が、出雲の味は少し甘口、と声を揃えて。 確かに、 木綿街道(平田町)の観光案内所(のようなところ)にある食堂の蕎麦、手打ちのわりご、700円。 蕎麦はおいしいのに出汁が少し甘い! 出雲出身の私にも甘い。もう少し抑えたほうが観光客には受けると思いますよ。 4日目の講座、そば打ち体験。 出汁なしでもおいしかった! 小村さん特製の出汁を入れるともっとおいしかった! 自分でも打てると思わせていただいたし、帰りのスーパーで危うくそば粉を買いそうになったし、、、。 大社町にはほんとの出雲そばを提供する蕎麦屋は少ないです。 出雲大社を訪れる観光客のみなさんが、こんなもんか、と思って帰られるのがたまらなくくやしい!と小村さんがおっしゃいます。 私もこないだ、バスツアーで来た友達の集合時間までに、おいしい蕎麦を食べさせてあげることができなかったんだ~。 おいしい出雲そば、私ももっと探究しますよ! おまけに 友達のご主人が、手打ち蕎麦をふるまってくれました。 何割だったんだろう、おいしかったですよ。 やっぱり打ってみようかな。 友達の手料理も添えられて、大好きなおうちごはん。涙腺もゆるみます。
by yumiyane
| 2013-12-02 23:32
| おいしいもの(foods)
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Comments(18)
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hanamamann at 2013-12-02 23:45
見ていたら食べたくなった。。。。
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shinn-lily at 2013-12-03 08:10
見ていたら、もう一度食べたくなった。。。。
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funochan at 2013-12-03 17:41
小村氏より、「そばの話はやっぱりお酒を酌み交わしながら語り合うのが一番です」とのことです。
また、一席設けますね(^_-)-☆ 古民家塾がいいかなぁ。 そういえば、うちの娘たち、大学のゼミ旅行で古民家塾に泊まり、小村くんにそばをふるまってもらいました。 持つべきものは同級生です^m^ なんともぜいたくなゼミ旅行ですよね。 そうそう、小村氏は年内に大津コミセンでそばうち教室の講師もやるそうですよ。
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yucouye
at 2013-12-03 18:39
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明日、実現されるお二人の縁結びの始まりは両者がほぼ同時期にお願いできたのだから、それはそれは強く神様へお伝えできたのでしょうね!ご縁が結ばれますように!
すさのお館の食道のおばさん、ってあの時も大盛りにしてくれた方?!yumiyanesさん、こちらでもそうだったけれど、相手に印象深く残ってすぐ覚えてもらえちゃう!その魅力ってすごいです! そばを打ってくれたのはKご夫妻でしょうか?りんごや柿をたくさん目の前で剝いて下さったご主人ならそば打ちもなさりそう! おいしそ~~ 私も今夜はそばだわ!
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at 2013-12-03 18:43
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ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
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sfarina at 2013-12-03 22:40
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yumiyane at 2013-12-03 22:55
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yumiyane at 2013-12-03 22:57
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yumiyane at 2013-12-03 23:08
:funochannさん、そっか同級生!
古民家塾で小村さんの蕎麦! そんな贅沢していいものでしょうか。 お譲さんも、お母さんの人脈使えばいろんな経験できるよね。 私もね、一度蕎麦打ちしてみたいの。大津のコミセンかあ、調べてみようかな。
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yumiyane at 2013-12-03 23:19
:yucouyeさん、こんにちは。
おいしい蕎麦、食べれましたか? この前松江から亀嵩に回った道、あとで考えたらとってもいい道だったなって。あのときは遠回りじゃないかと思ったけどね。通れて良かった。 お店は気に入ったら通う方で、そうするとさすがに覚えてもらえるのね。 私は人見知りなんだけど、誰も信じてくれないけど。
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yumiyane at 2013-12-03 23:20
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yumiyane at 2013-12-03 23:22
:sfarinaさん、こんにちは。
思ったんだけど、お蕎麦にオリーブオイルもいいかもね。 きっとサラダになっちゃうだろうけどね。トマトも合うかも。どんどんそっちの方に行っちゃうね。 出雲にくるなら、今でしょう!ってね。
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rumikoh
at 2013-12-04 09:57
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幻の和菓子
随分前に、茶道の先生を、している義母の所で、いただいた干柿丸ごと一個のお菓子を、ずっと探していました。 先週日吉駅前の東急ストアで、遂に見つけたのです。 松江の桂月堂の柿山水という和菓子です。 干柿丸ごと一個の中に白あんが、入っています。 yumiyaneさんに思いを、馳せながら買ったお菓子でした。 出雲近辺は、茶道も盛んで、美味しい和菓子も、多いですね。
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uransuzu at 2013-12-04 12:57
私は、うどん県民だけど、蕎麦もだ~い好きです。
美味しい蕎麦には、なかなかめぐり合えなくて、夫は自己流で蕎麦をうったりしています。 でも、これがまたヘタッピで不味いのです、そちらに修行に行かせたいです。 蕎麦と卵焼きと日本酒、このセットで味わいたいです。
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yumiyane at 2013-12-05 22:25
:rumikohさん、こんにちは。
桂月堂の柿山水、ですね。今度チェックしてみます。栗がまるごとのは知ってたけど。干し柿まるごとですね。私は岐阜の方のお菓子屋さんのは取り寄せしたことありましたが、何とかの木洩れ日と言った名前でした。 おいしいお菓子はたくさんあります、どれを買ったらいいか迷いますよ。お土産物屋さんのおまんじゅうはどこかで作っていて名前だけ変えるようなのがありますが、出雲や松江はそんなもの見る暇ないくらい銘菓がありますよ。 不昧公のおかげだそうです。お茶もおいしいですよ。
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yumiyane at 2013-12-05 22:28
:uransuzuさん、こんにちは。
香川のうどんはおいしいです!! 出雲にも丸亀製麺があるので、たまに行きます。おひとり様でも食べれるようになりましたから。 うどん屋さんが多いからきっとあそこがおいしいとか、こっちがおいしいとかあるんでしょ。今度行くときは教えてくださいね。 出雲や松江だったら、ここよって教えてあげますから、っていうか一緒に行こう!
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galleriaarsapua at 2013-12-06 03:26
露天風呂の後、一風庵で石臼で挽いたそば粉の蕎麦を食べて日本酒なんて飲んだら天国ですね。
そんなことしても罰当たらないくらいカッラーラで頑張りますので帰国の時は連れて行って下さいね。
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yumiyane at 2013-12-06 23:35
:galleriaarsapuaさん、こんにちは。
入浴券持ってお待ちしていますよ。 やっぱり蕎麦には日本酒。 仕事をしていたころ、年末の最終日に仕事を終えて行く蕎麦屋の一杯がご褒美でした。今年はいつこの一杯をしようかな。 kazukoさん、身体に気を付けて頑張ってね。 |
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