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2012年 08月 09日

遅れてきた韓流

久しぶりに連続ドラマに嵌っています。
しかも韓流。
イ・サン
です。

朝鮮王朝第22代の王様、正祖の物語。
奴婢制度を改めたり、清国との貿易の見直しをしたり、文化に長け、歴史に残る名君。
王様が官僚を司っていた時代です。

今の日本の訳のわからない政党政治とは違います。

このイ・サン、韓国では最高視聴率が38.9%にもなり、当初考えられていたより長く、77話までになったようです。
韓国では週に2回放送するらしいけどそれでも9カ月。日本だと週一だから全て放送し終えるのに1年と半年もかかる超大作です。
ところが、物語が佳境に入った60話で、ロンドンオリンピックになり、放送が3週間飛んでしまいました。

会社では、遅く来た韓流があって、それならその間にこれを見るといいですよ、と渡されたのが
パスタ
こちらは韓国のある都会のイタリアンレストランの厨房のお話。
新任シェフと、女性コック、オーナーとその女友達のヒューマンコメディ。
私は韓流は、チャングム以来なので、時代劇が良かったのですが、この「パスタ」、レストランの厨房が舞台だけに、その料理の絵はとても魅力的。
先日来、料理を扱う映画を立て続けに見ていたので、男と女のかけひきより、レシピを楽しんで、しかも早回しで観ています。
だって、ひとつのDVDに2話収まっていて、一話が60分それが計20話あるのです。
オリンピックも見たいし、これも見なきゃいけないし、編物もしなきゃいけないし、で毎晩大忙しなのです。

この「パスタ」では、韓国のお国柄を見ることができます。
韓国ではイタリアンのお店で、パスタを食べるときに必ず提供されるものが“ピクルス”なんだそうです。
それもきゅうりの短冊切りのもの。これがないとだめ、とかで新しく来たシェフと、やとわれ社長がやりあうのです。
新しく来たシェフは、本場のイタリアンを韓国の人たちに提供したい一心ですが、やとわれ社長はそれじゃお客が来ない!と。。。

こういうことって、日本でもあるのかなあ。

先日アップしたイタリアン・ナポリマニアでは、ほんの20席余りの店なのに、厨房に3-4人居たりします。
フロア担当はプラス2名。
チャリン♪とどこかでフォークの落ちた音がすると、さっと持って行くのです。
やめなさいよ!と私は言うのです。このお店はまるでイタリアのどこかの町で食事しているような気がするところがいいところなのに、、、、。
オーナーのジーノに言わせると、ここは日本。そんな訳にいかないんだよ、、、って。
料理の順番にもうるさくて、先日パスタより先にお魚料理が運ばれそうになったら(厨房の段階で)、それを没に、パスタをサービスした後に作りなおしていました。もったいない! あとで誰か食べてね。

「パスタ」の新任シェフも、きっとこの自分が現地で修業してきたイタリア流を韓国の人たちに提供したいのですね。
しかし、この「パスタ」のラ・スフェラというお店、1階と2階で100席以上あって、フロアでも何人も働いてて、厨房は9人。行ってみたいか?と聞かれれば、お値段によります。
新しく来たシェフが、お皿に絵を描かせないのは許せるかな。


「パスタ」の次は、ドゥクンドゥクンとか、しばらく話のたねに廻ってくるようです。


韓流ドラマは、日本側から見て一気に韓国を近い国にしてくれました。
でも、
ロンドンオリンピックの男子サッカー、三位決定戦で韓国と対決。
勿論、日本に勝って欲しいよね。

by yumiyane | 2012-08-09 14:57 | 好きなもの(things) | Trackback | Comments(16)
Commented by uransuzu at 2012-08-09 15:52
驚いてしまいました!
だって、私もこれまで全く韓流に興味なかったのに、この「イ・サン」だけは、見ているのですもの。
なぜ、見始めたのかも覚えていなのですが、見始めると面白くって、次はどうなるのかハラハラで、すっかりはまっております。
王様の毅然とした政治姿勢が素晴らしいですよね~。
ソンヨと王様の恋は、どうなるのでしょうね~?
最近では録画して、夫が寝静まった後、一人で見ているのですよ。
これ以外は、韓流って見たことなかったのですが、「パスタ」気になりはじめました(●^o^●)
Commented by tammys04 at 2012-08-09 17:54
韓流ドラマは「冬ソナ」(古っ)だけこちらで見ました。結構はまって字幕が日本語だったので韓国語覚えて韓国人の友達に使ってみたりしてました(照)
さてさて、イタリアンのお話しですけど(ドラマも現実も)日本も80年代に今は有名な巨匠達になれら方々がオープンした本格派イタリアレストランたち。当時は「まんま」で出しても日本人には馴染みのない味でかなりアレンジされたと思います。今だって国旗がイタリアなのに中身が「どこの国のものですか?」と言う店まだまだ沢山ありますし(あら、酷評ですみません^^)
私は本物じゃなきゃだめ、という派ですけれど、美味しければ、見た目がよければ、有名なら、「それ」でよいという人の方が大多数かな、と事あるごとに感じています。
Commented by tammys04 at 2012-08-09 17:54
続きです
イタリアで修行されたシェフたちはみな最初は「本物をそのままに」と考えるのですけれど(そういう友達がほとんどです)、日本の市場がそれを受け入れない、と言う事もあり、どうしてもサービス面でも皿の盛り付けでもなんでもかんでもカスタマーの言うとおり、という風に変化せざるを得ないのが現状のようです。
韓国は日本より20年ほど遅れて第一陣シェフたちがイタリア料理留学を始めました。2000年くらいから私の手伝ってた語学学校で何故か韓国人のアシスタントもしないといけなくて、そのほとんどがコックさんでした。韓国に本物のイタリアレストランを開く、今あるレストランをそのように改装する、が目的でした。
そういう時代にあってそういう内容のドラマが出来たのだろうな~と感じた次第です。
たった、最後の1行を書くのにめちゃくちゃ長いコメントになっちゃいました(汗)文章の能力がなくてすみません(ペコリ)
あ、サッカーもちろん日本に勝ってもらいたいです。見れないけど。
Commented by rumikoh at 2012-08-09 23:30 x
yumiyaneさん
ナポリマニアに 連れて行ってくださってありがとうございました。
久しぶりに おしゃれなイタリアンで 楽しかったです。
一番感激したのは TV5(フランス語放送)の料理番組で紹介されていたズッキーニのフライと ズッキーニの花のフライを 実際にいただけたことでした。その番組では ズッキーニのサラダもおいしいとのことで 実際に 私も オリーブオイルも加えて 試してみて ズッキーニの幅広い料理法に 感心していたところでした。
確かに ベルリンの寿司屋も 太い巻物が多く 大食漢のドイツ人向けに なっていました。伊太利亜料理も土着化が必要なのですね。
Commented by yumiyane at 2012-08-10 00:00
:uransuzuさん、こんにちは。
私もそうなんですよ。
ある日何げに見て、それからずーっとです。
王様のイ・ソジンさんが良くてね。時代劇の似合う人ですよね。
ある日ネットで検索したら、そこには普通に韓流スターが居て驚きましたが。
パスタね、今も4話見ましたよ。早送りだからね。
お料理物は面白いです。
Commented by yumiyane at 2012-08-10 00:22
:tammys04さん、こんにちは。
外国に行って美味しいもの食べると、必ず帰ってきて同じ味を探します。
イタリアでもフランスでもブルガリアでも。
日本で同じ味が見つかると嬉しいですよ。
その味を貫き通して欲しいですが、だめなんでしょうか。
土地の味に迎合することも生き残る方法なのでしょうね。NYでもめんちゃんこ亭っていうのがあって、博多の人がやってるらしい、和食屋なんですが、美味しいんだけど不思議な味です。無国籍かな。
そうですか、タミーさんから見てどこの国?というのがあるのですね。
先日DVDで見た「リストランテの夜」もそうでした。お兄さんはイタリアの味しか作りたくないのに、客のためにとミートボールスパゲッティを弟が作れと言うのです。貫き通すお兄さんも立派ですよ。
Commented by yumiyane at 2012-08-10 00:29
:タミーさん、つづき
韓国のほうが遅かったのですか、イタリアに入ったの。アメリカではハングル文字はよく見かけるけど、漢字のお店は少ないですよ。
このドラマで、ピクルスがないと韓国人はパスタを食べれない!というのは興味深かったですね。
日本ではお漬物なんてなくてもパスタは食べれるでしょ。でも昔パスタといえばスパゲティで、ミートボールかナポリタンしかありませんでしたよね。ママースパゲティとか、懐かしいわあ。
韓国ドラマ、冬ソナですか。私はそれ見てないのです。世の中が大騒ぎをするものにすぐ飛びつかない天邪鬼なところがあるものですから。。。
あと2時間くらいでサッカー女子の決勝です。起きてられない!
Commented by yumiyane at 2012-08-10 00:33
:rumikohさん、こんにちは。
先日は楽しくおしゃべりする時間を有難うございました。
ズッキーニは簡単にいろいろ料理が楽しめる食材ですね。
花のフライは、自宅ではなかなか作れないから、ああいうところでいただけるのは嬉しいし、美味しいです。
お寿司ねえ、外国に行くと似て非なるもの、というのがいろいろありますね。カリフォルニアロールとかね。
よその国方もみなそういう風に思っていらっしゃるのでしょうね。似て非なるもの、でもおいしければいいです。
Commented by funochan at 2012-08-10 12:33
もしかしたら・・・と思って読み進め、予想通りのオチにニンマリしました。
銅メダルをかけて、厳しい戦いが予想されますが、けが人が出ないようにフェアプレイで戦ってほしいです。
イサンは職場でも人気ですが、私はついていけてません^_^;
テレビといえば、今夜、23:00から 『ユーミンのSUPER WOMAN』にyumiさまの後輩で私には先輩の長谷川祐子さんが出演されます。
ぜひご覧ください。
Commented by yumiyane at 2012-08-11 10:33
:funochanさん、こんにちは。
日本男子、負けてしまいましたね。
終始韓国が優勢でした。日本、どうしちゃったんだろう。
韓国の大統領が竹島に行ったのが大きなパフォーマンスだったのでしょう。
バレー女子は是非勝ってもらわないと。
島根は大騒ぎになってませんかね。
昨日は少し具合が悪かったので、早くに寝てしまい、その番組見ることができませんでした。残念。
Commented by デコ at 2012-08-12 08:45 x
私も見ていますよ。イーサン韓国のドラマは善悪がはっきりしていますね。儒教の心が感じられます。ドラマを見ていると日本語と同じ発音の言葉が時々出てきますね。日本人のルーツなのでしょうか。日本も韓国もお互い切磋琢磨であらゆる面で競い合っていますね。頑張れ日韓 イタリア料理も日本風にアレンジされているお店が多いのでしょうか?何時も美味しいもの頂かれていますね。それがyumiyaneさんの舌を鍛えてお料理上手なのでしょうね。。
Commented by flowersincozyroom at 2012-08-12 12:50
未だに韓流ドラマに嵌れません。
どうも気が短いせいか、連続ドラマがダメなせいもあります。
あの展開の遅さも原因のひとつ、韓流だけでなく、24などもダメで、
途中でギブアップなのです。
だから、韓国語習っても全くだめで、何か見れば…
そうおもうのですが、なかなかねー^。
イタリアン食べたくなりました、あー、あの味が蘇るぅ(^_^.)
Commented by yumiyane at 2012-08-12 18:44
:デコさん、こんにちは。
イ・サンは、久しぶりに見る長編ドラマです。チャングムも見ました。あれも歴史が分かって面白かったですが、イ・サンも歴史を知ることができますね。私は若い頃は日本史が好きじゃなくて、てんで分かってなかったのですよ。隣国を知ることによって、自分の国を知ることもできますね。
韓国には行ったことがないのですが、このピクルスの話、先日行った会社の女子がそうだったと言ってました。このドラマでも結局シェフはピクルスを付けるのを許すのです。面白いなって思います。
日本人のシェフが作るイタリアンはやはり日本風になってると思います。どこの国でも同じような問題を抱えるのですね。
Commented by yumiyane at 2012-08-12 19:29
:らぶさん、こんにちは。
韓流ドラマ、見始めると癖になるように作られています。
ドロドロの愛憎劇もあったり、必ず主人公が貧しかったりして分かりやすいところもあります。
私はお金のかかってる時代劇が好きです。
言葉が難しいときもありますが、歴史上の人物だと思えば作り話より興味深いですよ。
韓国語習っていらっしゃるのですか。英語も堪能だし、すごいな。
このパスタを観たら、韓国に行ったらイタリアンに行ってみたくなりました。ピクルスがあるのを確かめに?
Commented by irihinidefune at 2012-08-14 09:59
びっくりしました♪まさかyumiyaneさんに韓流が来るとは(笑)
我が家は全員韓国ドラマを楽しんでみておりますが、
歴史系はもともと好きなのでハマってしまいます♪
(↑NHK「平清盛」も全部欠かさず見てます)
私は韓流にどっぷりハマったのが「朱蒙(チュモン)」でした。
その次は家族ドラマもいいですよ。
韓国のファミリー系のドラマって100話以上とすごく長いし
恋愛、愛憎ものより人気は劣るかもしれませんが、
家族が一つ屋根の下で暮らしてる、ちょっと昔の日本のような
光景がありますから。
お年寄りを敬う、親を大事にするなんて儒教の心も見え隠れします。

ラブコメで
「パスタ」「ドゥクンドゥクン」までご覧なら「シティーホール」も
是非♡
Commented by yumiyane at 2012-08-14 18:44
:irihiniさん、こんにちは。
そうなのよ、びっくりでしょ。irihiniさんの影響もうんとありますよ。
平清盛、時々観るけど、ちゃんと見ないとだめね。役者の顔だけでストーリーを追っています。
チュモン、今調べたら全88話だって。ああ気が遠くなりそう。
なんという題名か忘れましたが、イ・ビョンホンさんが出演してた、やっぱり田舎に居る家族を思う番組ありました。
あれ、オール・インの一部だったのかな。
これまで見た韓国ドラマは、チャングム・春のワルツ・オールイン、だけだから。
こうしてみると、日本のドラマは先を急ぎ過ぎている気がしますね。原点に戻ってほしいな。
シティーホールもチェックするよう会社の男子に言っておきます。
9月に韓国へ日本のルーツを探す旅をする番組が放映される予定。またご案内しますね。


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