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2011年 08月 14日

ロケットストーブ作りました

8月12日:サバイバル納涼会
会社の危機管理対策のひとつとして、東京が被災地になったとき、会社でどれだけサバイバルが出来るか、ということが課題になっていました。

そこで、
8月の半ば、夏休みも取らないで働く人のために、毎年行っている納涼会を今年は
“サバイバル納涼会” と題しました。

電気が通じない、お水が出ない、そうしたときに、あの
焚火小屋さんのロケットストーブを作ってみよう! ということになりました。
っていうか、私が作る!宣言をしたのです。

ガソリンスタンドでもらってくるペール缶より、一斗缶のほうが作りやすそうでした。
それに一斗缶なら手に入りやすいし、とも考えたのですが、はて、一斗缶はどこで?

そこで、なんでもこの頃はネットで手に入ります。
一斗缶も検索したら、割れせんの入っているものがひとつ3500円で売られていました。
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保証のため二つ。

次に、ストーブの煙突です。
これは、「ストーブ」「煙突」で検索してヒットした
ホンマ製作所のものをもとめました。
45センチの長さのものと、えび管という90度曲がったものです。
ここで、ある間違いを犯しました。
直径を把握していなかった。
ホンマ製作所のHPを見つけたときは、これだ~!と喜んで、サイズを確認しないで発注してしまったのです。
翌々日には届きました。
が、あまりの太さにびっくり、
これじゃ一斗缶が全部煙突で埋まってしまう!

それから hanaさん にお仕事中電話して、直径を聞きました。
hanaさん、申し訳ありませんでした。焚火小屋さんは、南三陸にボランティアで出張中でした。

ホンマ製作所のHPに戻り、直系106mmのものを見つけ、電話でお願いして交換してもらうことになりました。
このあたりの冷汗は、熱中症と相まって、大変な水分を必要としました。


このまえhanaさんにもらった冊子と焚火小屋さんのブログを参考に缶に穴を開け、さて
煙突の長さの問題になりました。
どうしてもステンレスの丸い筒状のものをカットしなければなりません。
届いた部品には、接続部におすとめすがあって、その組み合わせもポイントでした。

会社の同僚の女性が、あーだこーだ私が言ってるのを聞いて、
「煙突にも雄と雌があるんですか~?」 と気の抜ける質問を無視して

糸のこの細いのが、案外ステンレスを切るのに有効であることを見つけました。

しかし、それまでに一斗缶に穴を開ける作業で右手が腱鞘炎のようになっていましたので、
ここは助っ人に会社の男子に頼みました。


さあ、いよいよ完成です。
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隙間にはパーライト、ということでしたが、砂か土でも大丈夫とのことで、花壇の土を使いました。
煉瓦はいくらでも転がっています。
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問題はこれから、燃えるかどうかです。

燃料は、やはりサバイバル、ということで、会社の玄関に植わっている竹を使おうということになりました。
これならまだ7、8本植わっているので相当使えます。
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これをあらかじめ1本根元から切って、(丁度窓際にあるのが節電の消灯の邪魔をしていたので)3日ほど干しました。それを前日になたで小さく割きます。



12日金曜日当日です。
テスト着火のとき、多少煙が出ました。表参道であまりに煙が出ると消防車が来ます。
現に、この4月にも建物の汲み上げポンプが過熱して自動通報され、何台も消防車がやって来たこともありました。
それだけは避けねばなりません。


果たして、

一斗缶のロケットストーブ 凄い!です。

新聞紙を丸めたのと、竹の葉っぱを干しておいたのを火種にして、煙突の上部から入れました。
下の丸いところに、ステンレスの板(一斗缶のふたを切って作りました)で分けた上のほうに竹を入れて行きます。
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最初はやはり煙が出ました。
しかし、下から入れた竹が燃え始めたところで、煙突がゴーゴーと火を上げ始めたのです。
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鍋にお水を入れ、蓋をして火を絶やさず10分くらいしたところ、沸騰しはじめたのです。
この鍋で作るものは「にゅう麺」でした。
お水のときから干ししいたけの切ったのを入れておいたので、出し醤油とお塩で味付け、沸騰したところでそうめんを入れます。仕上げにごま油をたらしました。
トッピングは小ねぎ、すだち、天麩羅(ほんとのサバイバルのときはこんな贅沢はできません)を乗せて、
これが大好評!
私の作るストーブを、疑いの目で見ていた会社の男子連中、おもわず“うまい!” “信じられない” “すごい”。

にゅう麺のあとは、とっぽぎ。韓国出身のイムちゃん。
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まだまだいけたので、使い終わった割り箸を燃料に、アルミホイルにくるんだじゃがいもを熱しました。
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割り箸でもいけるところが、なんて凄いんだろう!

私は心の中で、“ロケットストーブって凄い” と何度も繰り返しました。
焚火小屋さん、
hanaさん、どうも有難うございました。


サバイバル納涼会ではこのほか、アルファ化米も炊きました。これは炊くというより、混ぜるだけで信じられなくおいしいご飯が出来るのです。
ただ、これは5kgで50人前のご飯が出来てしまいました。おにぎりにして冷凍しましたので、また何かのときに使えます。

このアルファ化米、出雲のものなんですね、今調べて分かりました。
出雲ってすごい!
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by yumiyane | 2011-08-14 00:47 | 身の回りのこと(around me) | Trackback | Comments(24)
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Commented by whitelacenonyo at 2011-08-14 08:05
す、すごいのですね。ロケッtストーブ。噂(ブログ上で)には聞いていましたが。
これをyumiyaneさんが作った!!。
私は料理は得意で出来ますがこういった技術は皆無なのでとても尊敬します。

さぞや、会社の人達は喜んだことでしょう!とともに
yumiyaneさんに尊敬の念を倍増させたでしょう。

アルファ化米、HPをみましたらとても便利そう。で、美味しそう。
長期に外国へ行くときトランクの中にって考えています。

それにしても”サバイバル納涼大会” すごいネーミング汗が引き出しそう(笑)
Commented at 2011-08-14 08:07 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by kanafr at 2011-08-14 08:35
じいのロケットストーブの威力は凄いですね。
前にもよく燃える状態をじいの記事で読ませてもらいその威力に驚きましたが、じいに作ってもらったんじゃなく、それをyumiyaneさんが作ったところに又感動しています。
このロケットストーブの存在を知った時、何でも買えばいいって思っていた自分の頭の古さをガツンとやられた気がしました。
考え創る、そんな事を昔の人は当たり前のようにやっていた筈なのに..って思いました。
Commented by kiyotayoki at 2011-08-14 08:35
試行錯誤も含めて「大人の夏休みの工作」って感じで素敵ですね♪♪
表参道という大都会のど真ん中で一斗缶のロケットストーブが火を熾してるのを想像するだけでも心躍るものがあります。
表参道で疑似キャンプ体験ができるなんて、いやホントにスゴ~い。
子供も喜びそうだし、表参道の商店会とかに持ちかけたら、拡大版サバイバル納涼会がひらけるかもしれませんね♪
Commented by ぐらんまさん at 2011-08-14 11:08 x
すごい!!メチャびっくり!
工作の才能があるなんて。やっぱ男性頭脳なんですね。
本当に何でもしてられる会社だって認識しました。
ピカピカの完成品は何か特別な器械のようで素敵です。
Commented by cocomerita at 2011-08-14 21:34
自分で作ってしまうなんて...すごい!!
私もやってみようかなんて思ってしまったわ
これから冬に向かいテラスでいいかも

あっという間にまた寒くなるだろうから、被災地にもまだまだ必要でしょうね
しかし、yumiyaneさん、尊敬するわ――
Commented by yumiyane at 2011-08-14 21:59
:whitelacenonyoさん、
面白いでしょう、サバイバル納涼大会。
このところ、危機管理を詳細にやっていて、そのひとつとしてのロケットストーブを作りました。
丁度この前出雲に帰ったとき、焚火小屋さんにお会いする機会があって、もう作るしかない、って思いました。
冊子もいただいたので、それと首っ引きでした。工作の時間みたいで面白かったですが、工具があまりなかったので、自分でもよく出来たと思います。
アルファ化米、そういえば大社の会社がお赤飯のフリーズドライで成功したと聞いていました。その会社の製品だったとは、です。このごろの事ゆえ、品切れがいくつかありますね。
Commented by yumiyane at 2011-08-14 22:31
:鍵コメsさん、知らなかったんです、アルファ米が出雲の会社のものだって。この前松江の友達のところに泊った時、アルファ米のお赤飯をご馳走になったのですが、おいしかったので、ああ同じ会社のものね、ぐらいに思ってました。
納涼会はこのところ毎年、お中元にいただくビールやジュースを消化するのと、夏休みも取らないで働く人を励ます目的でやってます。
Commented by yumiyane at 2011-08-14 22:35
:kanafrさん、そうなんですよ。凄いなって自分でも感動してました。
分かりやすく書かれた冊子があったから、大体のことは分かったのですが、直系が書かれてなくて、結局hanaさんがリンクされている方でペール缶のを作った方のブログを紹介してもらって分かりました。
焚火小屋さんにお会いしなければ作ってみようとは思わなかったかもしれません。先人が開発してくれていたので、真似れば良かったのですよ。
やってみないと分からないことっていっぱいありますね。
Commented by yumiyane at 2011-08-14 22:43
:kiyotayokiさん、こんにちは。
私にも出来たくらいだから、kiyotayokiさんにも作れると思いますよ。
真夏にストーブでもないですが、これでなにがあっても大丈夫って準備できました。
表参道でまさか、ってみんな思うでしょうね。このストーブの隣でバーベキューコンロ使っていましたが、はっきり言ってこっちのほうが効率が良かったと思います。使い終わってからの始末も抜群に簡単でした。
来年も使いますよ~。
Commented by yumiyane at 2011-08-14 22:47
:ぐらんまさん、いいでしょう。
一斗缶が新品だったからね。なんかメカって感じ。
先人が作って、試したもの、私は真似るだけでした。きちんと真似ればOKですね。
そうそう、久しぶりに工作した感じですが、道具が今一つだったので結構大変でした。皆の、ほんとに出来るの?っていう目が後押ししてくれましたよ。
Commented by yumiyane at 2011-08-14 22:55
:cocomeritaさん、作りましたよ~♪
ちょっと大変だったけど、工作の楽しみを味わいました。
みんなは、じいに作ってもらったら、とか甘いことを言ってました。
細かいこと聞きたかったけど、じいは南三陸。東京経由で帰られるでしょう?とかぬかしてました。
junkoさんにもきっと作れます。ちょっと力のいる所はファビオさんにやってもらってください。ステンレスの煙突切るのが道具が無いので大変でしたが、前日にナイフで穴を開けたときの手首を痛めてなければ私でも出来たでしょう。
子どもたちのワークショップでも使えると思います。
Commented by miriyun at 2011-08-14 23:37
yumiyaneさんの行動力に感動です!!
金属を扱うと思ったところで自分ではギブアップしてしまうでしょう。
まさに、サバイバル。会社の方々もサバイバルとは・・・とずいぶんと考えさせられたことでしょう。
Commented by yumiyane at 2011-08-15 00:01
:miriyunさん、
おっと~、たった今そちらのブログをしばらく遡って読ませていただいたばかりでした。
不思議。
金属でもはさみで切れそうなものだったら大丈夫かと思って挑戦してみました。丸い穴を開けるのはナイフで刻みを入れて、最終的にははさみを使いました。
出来あがった時は感動、火がゴーゴーと燃えた時も大感動でしたよ。
ひとつ出来たのですが、もうひとつ作る余力はあるかな?
Commented by lacasamia3 at 2011-08-15 05:30
暑中お見舞い申し上げます。
凄く良いアイデアですね。こういうことが得意な人が多そうなそちらの会社、サバイバル能力がありそうです。我が家にも約一名、小さな小屋位だったら三日で建てちゃう人が居まして、彼もまたかなりサバイバルです。
Commented by uransuzu at 2011-08-15 13:43
お~、素晴らしいです♪
単なる飲み会より、有意義な飲み会(?)付加価値のある飲み会(?)
私も、今度、会社で提案してみましょう・・・
楽しみながらのサバイバルで学ぶことって、たくさんありますよね。
技術だけでなく、誰がどんな隠れた能力を持っているか、仕事上だけではわからないことがわかったりして。
で、一緒に苦労した後のビールは、より美味しいし❤
Commented by yumiyane at 2011-08-15 18:30
:lacasamia3さん、こんにちは。
いろいろお世話になっております。
これが、案外男子社員があてにならないんですよ、うちの場合。
それに結構機械音痴が多かったり。文化系なんでしょうね。
それに引き換え、アントネッロさんの手先の器用なところとか、創造性の豊かなこととか、そういう人こそクリエイティブな人と呼びたいですね。
うちの会社では、多分女性社員がみんなを救うと思います。苦笑
Commented by yumiyane at 2011-08-15 18:38
:uransuzuさん、こんにちは。
そうなんです、今年はいろいろありましたから、危機管理の仕上げみたいに、もし東京が被災地になったら、といろんなこと想定しておりまして、これもその一環です。それにしては贅沢でしたが、、、。
困ったときの人柄ってありますよね。
返事ひとつで引きうけてくれる男子と、とにかく否定してかかる男子と。
助けてあげないぞー。
ビールはおいしかったです。
Commented by funochan at 2011-08-15 21:00
yumiさん こんばんは(^_^)/
ご無沙汰してしまいました。
サバイバル納涼会、ついに実行されたんですね☆
私ももう少し体力をつけて、yumiさんの行動力を見習わなくっちゃ。
何しろ、鹿島原発の30㎞圏内ですから・・・
うちは、夫も息子もあてにならなくて困りものです。
息子をじいのところに修行に行かせようかなぁ。

こちらでは、炊いた赤飯の代わりに、アルファー米のお赤飯やおこわ(炊かずに)を内祝いに使うことが多くなりました。
ストックしてあると急な来客のとき便利です。


Commented by yumiyane at 2011-08-15 23:01
:funochanさん、こんにちは、元気ですか。
はい、あそこを訪問したら、作らない訳にはいきません。
一斗缶を頼んだのが10日前、一応形になったのが3日前。テストしたら煙がたくさん、でひやひやものでした。
週末は動いていますが、平日は単純なものです。家と会社の往復です。
でもさすがにこの日曜日は家事をしましたよ。クーラーも付けないで、お掃除で汗を流しました。
原発はほんとに絶対だめです。だから節電じゃなくて、暮らしを変えたいと思っています。
アルファー化米、そんなに日常になってるんですね。私も買って見ます。
なんか思い出したんですけど、出雲の誰かが赤飯で成功した、って話し。
それだなあ、って分かりましたよ。
Commented by nonisaku-hana at 2011-08-16 01:56
とうとうできましたね!ロケットストーブばっちり大成功!!
部材の調達から食材の準備やら、本当にお疲れさまでした。
よかった~~っと、わたしもホッとするやら嬉しいやらです。
いざという時には女性の力は大きいのです。あ、普段からでしたね。ふふっ。
高橋はるのさんの漫画もスゴイ!ですよね。ストーブの断面図で原理を説明できるんですもの。
yumiさまのお陰で表参道でロケストがデビューでき、皆さんでその素晴らしい性能を楽しく体験されて本当に良かったです。
ありがとうございました!
Commented by yumiyane at 2011-08-16 21:29
:nonisaku-hanaさん、こんにちは。元気ですか。
出来ましたよ、その節はお騒がせしました。
冊子のとおりに作ったから、大丈夫だとは思ったのですが、自分でも半信半疑。
うまくいってほんとに良かったです。というか、それくらい作るのが簡単でしかも効率がいい、というお手本のストーブ。ジイさんを信頼することにしました。
予備として、もうひとつセットあるのですが、今は気力が、、、、。
もう少ししたらまた作ってみようと思います。表参道に二つあれば、何かあってもしばらくは何とかなるでしょうからね。
ほんとにロケットストーブの威力を、みんなに見てもらえてよかった~!
こちらこそ有難うございました。
Commented by デコ at 2011-08-19 13:47 x
yumiyaneさんはすぐ実行する人なのですね。すごい火力ですね。何かの時には役に立ちそうですね。七輪より火力が強そうですね
Commented by yumiyane at 2011-08-19 23:57
:デコさん、こんにちは。
そうなんです、凄い火力ですよ。燃しているのは竹です。少し乾燥させましたが、それから割りばしの使い終わったもの。びっくりでしょ。
火の後始末もすごく簡単でしたよ。今日またもうひとつ作りました。これで準備万端です。


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