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2010年 11月 29日

東京新国立美術館 ゴッホ展

地下鉄千代田線の乃木坂駅から直結しているし、都営大江戸線からも歩いてすぐの、比較的アクセスのよいところにある美術館です。
設計は黒川紀章と日本設計。2007年1月開館。
東京新国立美術館 ゴッホ展_d0117481_21232040.jpg

初めてここに来たのは、2007年4月から7月まで開かれた『モネ展』のときでした。

森の中の美術館、というのがコンセプトのひとつだったそうですから、
テラスからの眺めは、とっても癒されました。

東京新国立美術館 ゴッホ展_d0117481_21431458.jpg

今日も、ゴッホ展を見終わって、さっそくこのテラスで沈む夕陽を眺めます。

東京新国立美術館 ゴッホ展_d0117481_2141193.jpg

木々は紅葉していて、落ち葉がテラスを飾ります。

東京新国立美術館 ゴッホ展_d0117481_21434143.jpg


今日は、午後2時に友達と待ち合わせました。
ゴッホのような企画展は、休日は相当な混雑が予想されました。
ただ、午前中に入る人が一応見終わる時間と、遅めの昼食をとるころ?を考え
この時間に入って様子を見る、というつもりでした。

さすがに混んでいましたが、入口はすんなり入れました。
イアホンガイドが飛ぶように売れていて、ガイドされている絵の前は山のような人だかり。
そんな時はやりすごして、人の少ない所の絵を見ながら、様子で少し戻ったりして、ほぼ全部の絵を見ることができました。

今日見た絵の中で、気持ちの良かった絵のひとつ。
東京新国立美術館 ゴッホ展_d0117481_21485542.jpg

『ヒバリの飛び立つ麦畑』

線描で描くようになって、南仏アルルに移って、絵ががらりと明るく変わるころに描かれたものです。

こんな風に明るい絵を描き続けていけたら、そばにいつも誰かいてくれたら、
そんなに若い命を自分で断つこともなかったのではないのかなあ。

会場を出てみたら、入場制限のすごい列が出来ていて、
やっぱり読みが当たったと、
沈む行く夕陽を見ながら、さっき買った絵葉書を眺めながら思いました。。


東京新国立美術館 ゴッホ展_d0117481_22475953.jpg


by yumiyane | 2010-11-29 22:07 | 美術館へ行こう(museum) | Trackback | Comments(14)
Commented by shinn-lily at 2010-11-30 08:33
混雑のうわさを聞いていて、足が遠のいています。
さすが、プrp技ですね。

それにしても、日本人、美術愛好家が多いですね。
わたしみたいに、見たくてもなかなかいけない人をあわせれば、相当の数ですよね。
Commented by kanafr at 2010-11-30 10:35
この美術館素敵ですね。
森の中の美術館っていうコンセプトもいいけれど、光もたっぷり入って何だか校倉作りのような美しさがありますね。
自然の絵を自然の中で見るって最高ですね。
Commented by chika-papermoon at 2010-11-30 13:11
ゴッホ展、来年1月1日から九州国立博物館でも開催されるんですよ。
楽しみです~♪
東京新国立美術館は建物が素晴らしいですね。
ポールボキューズからの眺めはどうなっているのだろう~!?
といつも思います。
テラスは人が少なくてゆっくりできそうでいいですね♪
Commented by yumiyane at 2010-11-30 21:49
:shinn-lilyさん、
そうですねえ、私が入った時間は、すんなりでしたが、久しぶりに混んだ展覧会でしたね。
開場時間に行くか、閉館間際に行くかです。17時半が入場できる限度ですが、日曜日も17時には列が無くなっていましたから。
美術愛好家が多いのかイベント好きが多いのかですね。
風邪の具合は如何ですか?
京都の紅葉の記事のアップお待ちしております。
Commented by yumiyane at 2010-11-30 21:56
:kanafrさん、この美術館のある場所は、東京都心のど真ん中ですが、以前東大の研究所があったあとなので東京都が上野の美術館が手狭になったため作ったのだそうです。
新 と言う字はデザインされていますが、佐藤可士和さんのものということで、若いアートディレクターのものが採用されていますね。
校倉造、なんか分かる気がします。あのガラスの組み方ですよね。
Commented by yumiyane at 2010-11-30 22:00
:chika-papermoonさん、
ええ?あの太宰府にあるあの青い屋根の博物館ですか。
お近くですね。是非行って見てください。ゴッホ以外の作品も多いですが、ああ、この絵知ってる、という絵がたくさんあります。
上手だけど我流だったゴッホの絵が、だんだんテクニック的にうまくなって、ゴーガンとかいろんな画家の影響を受けたあと、また我流に戻っていくところがよく分かります。
ポール・ボキューズにはまだ行ったことがないのです、今度企画展とかないときに行ってみますね。
Commented by cocomerita at 2010-12-01 03:47
Ciao yumiyaneさん
ええーー?!! ゴッホ展ローマでもやってまーす
今週の金曜に行く予定
こんなにいろんなところでやっていて、どんだけの作品がローマに残ってるか、不安

でも、この絵―いいですね―
私個人的にはゴッホのあのおどろおどろした感じがあまり好きではないんだけど
これはいいわ――さわやか――
そうだよね、この流れに乗ってたら、死ななかったかもしれませんよね
Commented by yumiyane at 2010-12-01 10:53
:cocomeritaさん、
そうなんですか、どうりで、というのもなんなのですが、
アルルでの、夜のカフェの絵とか夜景とか、星を描いたのとか、またひまわり系は全然ありませんでしたから、そのあたりがローマに行くのではないでしょうか。
日本の美術館の最近の傾向は、画家のある時代とか、時代的な流れの中で捉えた絵とかのテーマ性が強いんです。
今回の新東京国立美術館の場合は、オランダのクレラーミューラー美術館と、ゴッホ美術館の作品が主でした、それに日本にあるものがプラスされていて、ゴッホ以外の画家の作品もいくつかありましたね。集める資金にも関係するかもですね。何しろ海の遠い向こうから運ばないといけないですから。
Junkoさんもあの筆遣いお好きでないですね。あれはやっぱり心象が表れていますよね。
Commented by anjuli at 2010-12-01 16:37
とてもいい時間に入場できたのですね♪ さすがyumiyaneさん^^ わたしも行きたいな~とおもいつつ、また展示が終わりの頃に行って、ものすごい混雑に巻き込まれそうです。 こんな素敵なテラスがあったのですね。yumiyaneさんのように、紅葉の木立のきれいな時期に行くべきでした。葉がおちると、寂しそうですものね。
yumiyaneさん、はなしはかわりますが、私もPenを購入しようかとおもっています。LTのほう。 主に、ひもの柄とか細かいものを撮りたいのですが、レンズはやっぱり別に購入したほうがいいのでしょうか。クリスマス商戦が終わった年明けに買おうかとおもいます。
Commented by rumikoh at 2010-12-01 18:37 x
ありがとうございました。同じ時間を過ごしながら こんなに素晴らしい写真を取ってしまうなんて私は yumoiyaneさんの友人であることを 誇りに思います。
9月の初めに アムステルダムのゴッホ美術館と郊外のクレラーミュラー美術館でゴッホを堪能して 来ました。修復されたばかりで アムステルダムで一週間だけ展示されていた黄色い寝室が 直後に 来日した縁から是非 日本でもゴッホに再会したかったのです。
箱根の森美術館の原型のこのクルーラーミューラー美術館で出会ったゴッホの光の美しさに魅了されました。真夜中のカフェとかアルルの跳ね橋とか 糸杉と星の見える道とか、、塗り重ねられた絵具が素晴らしい光を発していたのでした。今回は 混雑していて ゴッホの絵と対話できず残念でした。 しかしながらクレラーミューラー美術館が資金難に陥った時 「日本に初めてゴッホ作品を数点まとめて貸与することで必要な資金繰りに成功します」(1953年ころ)と美術館案内に書いてあります。
今回の黄色い部屋の修復費用の一部も修復直後に日本に貸与することで まかなわれたのかもしれないと思うと 混雑の中で ゴッホを観賞することも意味があることなのでしょう。
Commented by yumiyane at 2010-12-01 22:39
:anjuliさん、そうなんですよね、こういう企画展は、どう混雑を回避するか。六本木は、まだいいですよ。もし混んでてもどこかで時間潰しをすることが出来るから。
この日、見ていた限りでは、夕方17時ごろが一番いいのではと思いました。やはり平日ならもっと大丈夫だと思いますよ。
大きな絵はありませんでたが、絵の数は多かったから見ごたえはありましたね。アルルに行ったころの明るい絵がいくつかあったので、それは良かったです。

私のOlympus PenはE-PL1です。レンズは最初はzuiko Digital 14-42mmが付いたものを買いました。接写だとこれで十分なのですが、遠景のズームには物足りません。それで欲しいと思った150mm、5.6倍のズームレンズをみんなにプレゼントしてもらったという訳です。このズームレンズだと、近すぎるとシャッターがおりません。このところちょっと研究の余地ありです。
Commented by yumiyane at 2010-12-01 22:46
:rumikohさん、
あまり持ちあげないでくださいね。その気になりますから。
ゴッホ美術館とクレラーミューラーにいらしたことがあるので、そんなお話も参考になりました。
今はなき黄色い家のお部屋が再現されていたのは面白かったですね。
そうそう、アルルの夜景とか跳ね橋の絵はありませんでしたね。
糸杉も1本も無かったような気がします。海外ではゆっくり見れるのに、日本では大騒ぎで、行った見た、だけでないかと心配になります。企画展では、主催者がいろいろ考えてくださっているので、そこのところが汲み取れるといいですね。
そうなんですか、日本に貸し出すといろいろ修復できるのですね。
あの日、夜になって美術館に戻りましたでしょ、あのとき心細いガードマンに再入場を拒まれましたが、あんな情けない防備で、中には何十億という絵があるんだなって思いました。
Commented by anjuli at 2010-12-02 18:22
yumiuaneさん、お返事ありがとうございます^^ とても参考になりました。とりあえず、接写できる付属のレンズだけにしようとおもいます。(私が見た電気屋さんも基本的なレンズとセットになっていました。) でも、つかっていたらきっとズームレンズがほしくなってしまうでしょうね。yumiyaneさんの美しい写真を見ていると、ほんとうに感心してしまいます。表参道のイルミネーションの写真もとってもきれいです。 あんなにきれいに撮れるようになったら楽しいでしょうね♪ 今年は久々に表参道にイルミネーションを見に行ってみようかな。
Commented by yumiyane at 2010-12-02 22:39
:anjuliさん、
そうですね、磐梯山とかに行って、遠景を撮る時は、ズームが欲しくなると思いますよ。そしたらもうNIKONとかCANONにするしかないですね。ただ、あの黒い取ってがしっかりしてるの、本格的すぎて、自分にはこれが一番フィットしてると思うとります。参考までに。
表参道、18時までにいらっしゃるとき、あらかじめ分かったら、左上に書いたアドレスまでお知らせください。ただし平日。


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