2010年 11月 09日

80分間世界一周

80日間の間違いでしょ?
って思われたかもしれませんが、
80分間です。

ベジャール・バレー・ローザンヌ in 東京文化会館


モーリス・ベジャール、 フランスはマルセイユに生まれたダンサー。のちに振付師。
名前だけは聞いたことがありましたが、彼のバレー団の公演は観たことない?
いや、どこかで見たなあ。

今日の演目「80分間世界一周」は彼の遺作です。
2007年12月20日に初演となったそのひと月前の11月22日に亡くなってしまいました。
だから、最初の公演の仕上げは、第一の弟子 ジル・ロマンによって行われたのですね。
勿論、今日も彼の監督によるものでした。

なんというか、
人間の身体がこんなに美しく動く ものだとは、、、。
 
クラシックバレーの動きがつなぎのように盛り込まれ、その前後は、ちょっとコミカルな動きだったり、ロボットのような関節の使い方だったりします。
ああいう動きは、素直に伸びたり縮めたりするような動きに比べ、もっともっと筋肉を使うのだと思います。
相当鍛えないとあのしなやかな動きはできないでしょう。

80分間で、世界中の民族と音楽を踊ります。
セネガルから始まって、ウィーンに行ったかと思うと中国だったり、南米のペルーからブラジルまで、そして北極にも行きました。

激しい動きをしたあと、制止した身体に、腹式呼吸の腹筋が激しく鼓動していましたね。


写真はいずれも、プログラムからいただいたものです。写真:フランソワ・パオリーニ

日本人のダンサーも二人いました。
那須野圭右さんと大貫真幹さん。
Keisukeさん、すごく頑張っていましたね。とても誇らしく踊っていらしたのが、観ているこちらにも伝わってきて、感動ものでした。

最後のカーテンコールのときは、拍手が鳴りやまず、スタンディングしている方も大勢。私はそびれちゃいましたが、掌が痛くなるほど拍手していました。

久しぶりの東京文化会館。建物は相当古くなっていますね。
でも、今日はとても若々しい躍動の余韻がそこここに、みなさんお持ち帰りになったと思います。
私も持ち帰りました。


MAURICE BEJART
名前の中にすでにアートが。




お姉さま、チケットありがとう。

by yumiyane | 2010-11-09 23:46 | 好きなもの(things) | Trackback | Comments(12)
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Commented by ank-nefertiti at 2010-11-10 01:14
yumiyaneさん、こんばんは!
yumiyaneさんの感動が伝わってきます。
そうなんですよ、このバレエ団のダンサーたちの踊りは、本当にしなやかなんですよね!
日ごろ、どれだけ鍛えているのだろう?と先日も思いました。
イギリスのロイヤルバレエのプリマだった吉田都さんの特集を先日TVで放送していましたが、彼女も本当に鍛えぬいた、という感じがしました。

モーリス・ベジャール、素晴らしい人だと思います。
その彼の遺志を継いで、今監督として頑張っている、ジル・ロマンも素晴らしいですね♪

このバレエ団には以前小林十市さんという凄いダンサーがいたんですが、今は退団して俳優として頑張っています。
ですが、今回1日だけダンサーに復帰するとか・・・
そちらも見たいなぁ!と思いますが、時間がとれないのが本当に残念です。
Commented by kanafr at 2010-11-10 07:39
モーリス・ベジャールって映画“ボレロ”の振り付けした人ですね?
ボブフォッシーも好きですが、あのボレロの踊りは最高です。
ダンサーの方の身体月を見ると、人間の体というか筋肉って綺麗だなあって思います。
yumiyaneさんの興奮と感動が私の方にも伝わってきました!
Commented by shinn-lily at 2010-11-10 08:05
踊りで表現する世界、若い頃は知らなかったのですが
だんだん気になっていました。
こういういいものを見て、感動することこそ、生きていてよかったとおもう瞬間で、それこそが芸術の持っている力なのですね。

今度、こんな素敵な舞台があったら、教えてくださいね。
Commented at 2010-11-10 08:56 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by yumiyane at 2010-11-10 22:03
:ank-nefertitiさん、
想像以上の踊りでしたね。最初は、今日はズービン・メーターは居ないんだね、なんてブツブツ言ってたのですが、始まるとびっくり。モダンバレーのいいところ満載って感じでしたね。
ベジャールさんも晩年は体型が人並みになられましたが、あの踊られている方々の身体は、ここまでそぎ落とせるか、って見本のようでした。
日本人の方も二人いらして、やっぱり努力して飛びだしていく若者がいるんだと少し安堵もしましたね。
そうなんですか、そんな凄い方もいらっしゃったのですか。どの演目でなさるんでしょうね。
Commented by yumiyane at 2010-11-10 22:14
:kanafrさん、ボレロの振り付けですか。今度観てみたいですねえ。
ボブ・フォッシーは、いかにもアメリカのストレートな感じですが、モーリスさんは、フランスのちょっとシニカルな感じもあって、でも肉体の動きの美の追求の仕方は凄いですね。再認識しました。
Commented by yumiyane at 2010-11-10 22:16
:shinn-lilyさん、身体の動きで何かを表現する、フラにもあるでしょうね。
このごろはすっかり身体を必要以上に動かさなくなりましたから、また少し頑張って、あの爽快感を味わってもいいかな、って思いました。
このチケットは姉からもらいましたが、いい情報は交換しましょうね。
Commented by yumiyane at 2010-11-10 22:34
:鍵コメさん、そんな映画があったのですか、それ観たいですね。
それなら絶対このダンスはみて頂きたいですね。地方公演もありますよね。
はい、身内に音楽関係者がいると、よくこういうチケットが回ってきますね。ありがたいことです。
Commented at 2010-11-11 08:13 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by yumiyane at 2010-11-11 10:51
:鍵コメさん、
午後2時開演ということですから、日帰りもできますね。
SS席は売り切れのようです。Sのペア席なんかどうでしょう。
ちなみに私のいただいたチケットは17,000円の席でした。自分じゃ買えないです。
何かを成し遂げて行くのを見る、、、、母親の目線ですか。
私は鍵さんの人生をこれから拝見させていただきますよ。
お互い、まだまだこれからですからね。
Commented by miriyun at 2010-11-11 22:47
モーリス・ベジャールと見たとたんに、すぐに頭の中をボレロがなりだしました。もう故人ではあるけれど忘れられない足跡を残した人。
 その人の名を冠した舞台なら素晴らしいでしょうね。
    写真を見ただけでもゾクゾクしてきそうな感じです。みてみたいです~!
Commented by yumiyane at 2010-11-12 00:48
:miriyunさん、ボレロ、知らなかったのでYoutubeに行って見てみました。すごいですね。だいたい、この曲自体がすごいのに、それになんというか動きがすごく乗っていて、男性と女性と多分別々に踊っているのを編集したのでしょうが、次第にダンスと曲の盛り上がりが絶頂になって終わる。
小さなYoutubeの画面でも迫力を感じました、実際に舞台を見たいですね。
帰る時後ろの方が、DVDよりやっぱり生はいいねえ、とおっしゃていました。
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