2010年 06月 16日

追いつめられて

ケビン・コスナ―の映画の話ではないんです。

7月3日までに106段編まなければならないフェアアイル。
20段編んだところで、3段前に間違いを見つけてしまいました。
ああ、
昨日ポルトガル戦見ながら編んでたせいだわ。
d0117481_044313.jpg


1日4段編む段どりだったのに、今日計算したら、一日6段編まないと終わらないことになってしまいました。
ああ、冷や汗と暑いのとで、手に汗握る戦いです。
d0117481_0463921.jpg





朝、9時50分ごろ、桜新町の駅に入る階段を下りて行くと、なんだか不穏な空気を感じ、それがある親子の諍いであることがすぐ分かりました。

ランドセルをしょった男の子が、激しく母親から叱責されているのですが、その言葉のとげのあまりの強さに、周りに居た人たちが凍ってしまっています。
そのとき母親は、踵を返して走って去ってしまいました。

男の子は手に持っていた小さなノートを階段に叩きつけました。何かとても悔しいことがあったのでしょう。
そのとき、若い女性が彼に駆け寄りました。
大丈夫?
と、まるで何かから彼をかばう様に、励ましました。
子どもを連れた年配の女性が、
○○小学校だよね、おばさんもこれからそっちに行くとこだから、一緒に行こう?

急に、女の人たちに周りを囲まれた男の子は、びっくりしてぽかんとした顔をしましたが、
すぐ、ノートを拾うと階段を駆け上がって行きました。
頑張って!
私は思わずそう声をかけてしまいました。

何が頑張ってなんだろう、とあとで思いました。

理由は分かりません、どっちがいけないのかも分かりません。

今日一日ひきずってしまいました。

by yumiyane | 2010-06-16 23:50 | にっと(knit) | Trackback | Comments(4)
トラックバックURL : http://knitcafe.exblog.jp/tb/11338387
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
※このブログはトラックバック承認制を適用しています。 ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。
Commented by shinn-lily at 2010-06-17 22:03
先日、あの実物見て、気が遠くなりそうでしたよ。
きれいな網目でした。

最近ときおり、こういうお母さんがいますね。自分の感情をコントロールできないで、全部ぶつけるのです。
我家の近くにも、外まで声が聞こえて、子供の泣き声が聞こえるうちがあります。
なにかの歯車がくるってしまっているのでしょうか?
Commented by kanafr at 2010-06-18 04:21
お写真で見ても「ワァ―細かい!!」って思うのにshinn-lilyさんのコメント読んで「ウ~ン!やっぱりすごい!」って今更ながらyumiyaneさんの素晴らしい技術に感服しています。
出来上がりが楽しみですね♪

何か胸が詰まるお話ですね。
そんなにみんなの前で強く叱責しなきゃいけない事なんてあるのかなあ。
そのままだったら、その子の一日はきっと憂鬱なものになったでしょう
ね。思いやりのある大人達が周りにいてよかった!
少年の心の傷を想像し胸が痛くなり、皆さんの優しさにちょっとウルウルしてしまいました。
多分そのお母さんだったら日常的にとげのある言葉でお子さんを叱っていると思いますが、傷ついた時、その日自分の周りにいた大人の優しさを思い出し、人に優しい大人になって欲しいなあ。
Commented by yumiyane at 2010-06-18 12:21
:shinn-lilyさん、昨日は6段編みました。もう気が遠くなりそうでした。

このお母さん、相当病んでいるように思いました。人間てやっぱり外づらってあると思うのですが、このとき、彼女にはまったくそれは無かったですから。それと、彼女自身こういう言われ方をしたことがあるのではないかと。そういう言い方をされるとどれくらい傷つくかも分かっていて、今の自分のストレスを、わが子をいじめることで発散させるしかすべがない、ようにも見受けられました。
Commented by yumiyane at 2010-06-18 12:32
:kanafrさん、こんにちは。
胸のつまる光景でした。お母さんの心境については ↑ に推測を書きましたが、このとき、男の子を見て駆け寄ってきた若い女性に心打たれました。
きっと彼女は一部始終を見ていて、ほんとは最中に割って入りたかったのでしょうが、親子のことゆえ控えていたのでしょう。母親が走り去ったのを見て駆け寄ったのです。きっとあなたは嫌われている訳ではない、あなたは大丈夫、とこの言葉の暴力の連鎖を断ち切りたかったのではないでしょうか。私はそう思ったのです。ほかにも寄ってくる女性がいて、あとで思い出して、そのことだけは良かった、とおもいました。


<< 気を取り直して      南アフリカ >>